なぜ不安になるの?漠然とした「不安」に対処する心理学アプローチ

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なぜ不安になるの?漠然とした「不安」に対処する心理学アプローチ

石上友梨
石上友梨
2019-12-16

不安に悩んでいませんか?漠然とした不安感を感じていたり、強い不安感に苦しめられていたり、不安に悩む方はとても多いです。そして、私たちは不安に対してネガティブな印象を抱きやすいものです。例えば、不安を無くしたいと、不安を抑え込みたいと、不安をやっかいな感情と感じていませんか?臨床心理士が「不安への対処法」を紹介します。

不安はなぜ存在するの?

全ての感情は意味があるから存在します。ネガティブに感じやすい「不安」でも、私たちに大切なことを教えてくれるサインです。不安は、自分の心が弱いから感じるものではありません。不安は、「安全ではない」「準備が足りない」といったことを教えてくれるサインになります。「何か安全ではない事が起こるかもしれない。」「何か準備が足りないかもしれない」と言ったことを教えてくれます。

例えば、明日就職の面接試験があるとします。多くの人が不安を感じると思います。これは、「しっかりと準備をした方がいいよ」というサインかもしれません。不安な気持ちに気づくと、面接の予行練習をしたり、企業理念を調べたり、何かしたら行動すると思います。もしリラックスして不安を一切感じなければ準備せずに面接当日を迎えるかもしれません。

このように不安は本来はとても機能的なもので、私たちに「安全ではないかも」ということを教えてくれるサインなのです。

しかし、いくら不安は大切なサインだとしても、不安感が強すぎる場合は対処が必要になります。また、準備をしても消えない不安もあります。そして、理由の分からない漠然とした不安に悩む方もいると思います。

不安への対処法

不安を外に出す

不安は外に出すと小さくなります。身体の中に入れっぱなしにしておくと、頭の中でぐるぐると考え、どんどん不安が大きくなります。外に出すとは、誰かに話すこと、紙に書き出すことなどです。内側に溜め込まず、なるべく外に出していきましょう。

不安を外に出すことはとても大切です。しかし、なかなか人に話せない場合や、紙に書き出せない場合もあると思います。そんな時は身体にアプローチしましょう。

ヨガで不安に対処しよう

体にアプローチする事で、不安で活性化してしまった身体を落ち着かせていきましょう。私たちは「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経のバランスを保ちながら生活しています。しかし、不安な時は、自律神経のうち交感神経が活性化している状態です。ヨガの呼吸法や、アーサナによって自律神経のバランスを整える事が出来ます。過去の研究でも、ヨガを練習することで不安が軽減されることが分かっています。

それでは、不安に対処するための呼吸法やヨガのポーズを紹介します。

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