飲み会続きの内臓疲れ&ポッコリお腹に!消化を促す2つのヨガポーズ
年末が近づき日を追うごとに寒さが増してきました。運動する機会も減り、体が重いと感じている人もいるかもしれません。また、忘年会やイベントごとで、外食やお酒を飲む機会が増えてしまった人も多いはず。気をつけているつもりでも「今日だけはいいか…」と飲み過ぎ食べすぎが続き、内臓の疲れだけでなく、気づいたらお腹ポッコリ、くびれが消えた…。そんな人もいるのではないでしょうか?今回は身体の内側にも外側にもアプローチする、2つのヨガポーズを紹介します。お腹の中も外もスッキリ!暴飲暴食による罪悪感も手放すアフターケアにおすすめのポーズです。
1.食べすぎのアフターケア:スプタ・ヴィラーサナ(仰向けの英雄のポーズ)
「食べすぎてお腹が苦しい…。」そんな時はお腹の前側にアプローチ!お腹を広げて伸ばし、胃腸を刺激して消化促進。胃もたれや胃の不快感を緩和しましょう。胃腸の働きが活発になると、便通が整ってお腹の張りも解消!ポッコリお腹の改善に効果的です。
やり方
1.正座からお尻を浮かせ、両手でふくらはぎの肉を外側に開くようにしてお尻を床に下ろし、ヴィラーサナ(割座)の姿勢になる。
2.息を吸って背筋を伸ばし、吐く息で左右に手をつきながら、ゆっくりと背中を下ろし横になる。
3.両手を楽なところに置き、視線を天井に向け、深い呼吸を繰り返す。
ポイント:このポーズは、お腹だけでなく、脚の付け根や腿前も伸びるポーズです。腰、鼠径部、脚への負担がかかり過ぎないように注意しながら行いましょう。上半身の下に布団やクッションを挟むと、負担が軽減され、比較的楽にできます。また、片脚を伸ばした状態、肘をついて上半身を床から浮かせた状態でも大丈夫です。お腹が解放され伸びていく感覚があればOK!
2.飲み過ぎのアフターケア:パリガーサナ(門のポーズ)
「つい飲み過ぎた…。」そんな時は体の側面にアプローチ!体側を伸ばすポーズで、腎臓や肝臓を刺激し活性化。消化機能を高め、二日酔いの緩和へと導きます。合わせて水分を多めにとるように心がけ、毒素の排出を促しましょう。このポーズは、気になる脇腹にもアプローチするので、ウエストラインもスッキリ!くびれの復活にも効果的です。
やり方
1.正面を見て膝立ちになる。
2.右足を真横に伸ばし、息を吸いながら手のひらを正面に、両腕を肩の高さで左右に開く。
3.息を吐きながら左手を天井方向、右手は右足に添わせ、上半身を右側へ傾ける。
4.体側や脇腹の伸びを感じながら深い呼吸を繰り返す。
5.反対側も同様に行う。
ポイント:このポーズは、姿勢の改善にも効果的です。猫背にならないように、背骨を伸ばし、体幹もしっかり使いましょう。首回りの違和感がなければ、天井を見上げます。胸を開くことで気持ちもスッキリ前向きに!ただし、首に痛みや違和感がある場合は、無理をせずに楽な位置を見ましょう。吐く息と共に少しずつ指先を伸ばしてポーズを深め、同時に脇腹が引き締まる感覚も味わいましょう!
予防+アフターケアを大切に
忘年会が終わると次はお正月や新年会シーズンに移ります。基本は、食べすぎず、飲み過ぎず、ほどほどに楽しむことです!ヘルシーなメニューを選び、お酒の席ではお水も一緒に摂りながら、二日酔いを予防しましょう。とは言え、うっかりやってしまった時にはアフターケアを念入りに!ヨガの力を借りてみましょう。スタイルも健康もキープしながら、年末年始のイベントを大いに楽しんでくださいね。
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト/Instagram:@reiyoga.reikosudo
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