気付くと猫背のあなたにオススメ!猫背改善ヨガポーズ2選

 気付くと猫背のあなたにオススメ!猫背改善ヨガポーズ2選
Getty Images

第一印象にも影響してくる姿勢。誰しもが綺麗な姿勢に憧れてしまいますが、綺麗な姿勢をキープしようと思うと想像以上に筋肉を使い途中で挫折してしまうこともしばしば。楽な姿勢を求めた結果、猫背になってしまう人も多いのではないでしょうか。そんな猫背癖がついてしまっているあなたにオススメのヨガポーズをご紹介します。

広告

猫背になってしまう原因って?

猫背を引き起こしてしまう原因の1つとして、同じ姿勢での長時間のデスクワークやスマートフォンの長時間使用が挙げられます。どちらの姿勢も重い頭が前に出て、肩は内側に入り、背中が丸まっている状態になっています。この姿勢を続けていると本来使うべき腹筋・背筋を使えず筋肉が衰えていき、背骨を支える筋肉が弱くなり猫背へと繋がってしまいます。猫背の状態は体にとって無理な姿勢と言える為、肩こり腰痛を始め呼吸が浅くなりやすかったり、体の疲れを感じやすくなります。私たちにとってメリットが全くない猫背。改善するにはどんなヨガポーズが良いのでしょうか?

凝り固まっている肩回りの筋肉をほぐしてあげよう

ここからは猫背を改善しやすくしてくれるヨガポーズをご紹介していきます。まずは仕事場や外出先でも行える、肩回りの筋肉をほぐしてくれるポーズです。

①     立っていても、椅子に座っていてもどちらでも構いません。どちらも背筋をすーっと伸ばしてください。

②     両手を肩の高さまで上げます。指先は上向きです。その指先を自分の顔と同じ向きにしながらくるっと返し、背中の後ろで手のひら同士を合わせて合掌します。

③     手のひら同士が届かない場合や、手首が痛い場合には無理に手のひらを合わせようとはせずに、それぞれの手で肘を掴んであげて下さい。無理をし過ぎると手首を痛めてしまうので気を付けて下さい。

④     肩の骨(肩甲骨)を自分の中心に引き寄せるようなイメージでじわーっと肩回りの血行を良くしてあげましょう。

このポーズをヨガではパスチマ・ナマスカラと言います。場所を選ばずに行えるため、ご自身で肩回りをほぐしたいなと思った時にやってあげると良いでしょう。最初は合掌が出来なくても、徐々にほぐしていくうちに手のひら同士を合わせることが出来るようになります。

寝る前の習慣にしたいのはこのヨガポーズ

①    四つ這いの姿勢になります。手は肩幅、足は腰幅にしましょう。

②    お尻の位置はそのままで、両手だけ前にスライドします。上半身、両ひじは床に着かない様にしながら、あご・おでこのどちらかを床に付けてみましょう。イメージとしては猫が伸びをしている様な状態です。

③    その状態のまま、ご自身のペースで良いので5回呼吸を繰り返します。

ウッターナシショーサナ
photo by YJ US

このポーズをヨガではウッターナシショーサナと言います。猫背だと縮こまってしまいがちな上半身を気持ちよく伸ばし、インナーマッスルを強化してくれる効果もあります。このポーズも肩回りの筋肉をほぐしてくれる為、肩こりや頭痛にも効果的なポーズです。

猫背を卒業して姿勢もボディラインも綺麗になろう

約6割の人が自分は猫背であると認識していると言われています。現代病とも言える猫背ですが、日々凝り固まっている部分をほぐしてあげる事で改善しやすくなっていくでしょう。猫背を卒業出来ると座っているだけで綺麗な姿勢を保とうと腹筋・背筋が使われる為ボディラインも整うと言われています。あなたも今日から姿勢と一緒に、ボディラインも綺麗にしてみてはいかがでしょうか。

ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は妊娠中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ウッターナシショーサナ