夏バテしない体へ!消化力&滋養を高める「クミンライス」【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう ♯5】
作り方
1. さつまいもは輪切りもしくは一口大に、生姜はすりおろしておく
2. 鍋にギーをあたため、黒胡椒、ふりかけ、すりおろした生姜を加える。
3. 生姜の水分が少し飛んだら、さつまいもを加え、シナモン、カルダモンをふりかけ全体をよくなじませる。
4. さつまいもが隠れるくらい水を注ぎ、蓋をして10分ほど中火で加熱する
5. 柔らかくなっていたら、すりつぶすか、少し冷ましてからミキサーでペースト状にする。
6. 水や豆乳、牛乳などを加えて、スープ状にして、少量の岩塩で味を調整して完成。
重たく感じやすい穀類を食べる際には、消化を促進する為のスパイスを取り入れることがポイント!
クミンや生姜は、夏の消化の力を高める為にもぴったりのスパイスです。また、今回紹介するのは、穀類の中でも消化に負担をかけない、糖質の低いバスマティ米を使ったレシピ。(もちろん日本の白米でも代用可能ですが、ジャスミン米やタイ米が近しい効能を得られます)心も体も満足感を得られながらも、消化力を高める工夫を知っておくことで、食後の軽さや快適さを感じられますよ。
スパイスはいつもの食事に少し加えることで、簡単にその効能を得ることができます。クミンや生姜は、米の他、豆や芋類にも相性がぴったりですし、スープにも手軽に取り入れやすく、それぞれクミンティー、ジンジャーティーとして、食前に摂取して消化促進剤(アペタイザー)として役立てても良いでしょう。
特に胃腸が弱っていることを感じる時は、お粥状に仕上げて、更に消化に良い状態で胃腸に負担をかけないよう穀物を摂取するのも良いでしょう。
ヴァータの体質の人は、ギーをたっぷり目に、ピッタの体質の人はスパイスは控えめに、カファの体質の人はブラックペッパーなどを加えても良いでしょう。自分のドーシャ(体質)がわからない人は「アーユルヴェーダ体質診断 あなたはどのタイプ?」でチェックしてみてくださいね。
その他夏にオススメのスパイスは、ペッパー、カルダモン、ターメリック、クミン、コリアンダーなど。消化力が弱ってくる季節に、少しの工夫を加えることでより快適な夏を過ごしてくださいね!
ライター/岡清華さん
1993年生まれ、兵庫県出身。ファッション誌のモデルとして活動しながら、大学在学中に管理栄養士資格を取得。その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ中で、全米ヨガアライアンスを取得、ハワイにてSUPYOGA資格を取得。Vegan,Organic,Ayurvedaをコンセプトに、飲食店や個人でのケータリングサービスにて料理提供を経験した後、会員制ヨガスタジオで、ヨガクラス・栄養指導を行ない「腸」に特化したフード開発、レシピ監修、イベントなどの企画、運営を行なった。独立後、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人が最も輝くベストな心身を知り、持続させること」をコンセプトにしたスタジオSUPER8studioの運営、その他イベントやアーユルヴェーダに付随する各事業を進めている。Instagram:@okasaya、SUPER8studio(デイリーのヨガクラス以外にセミナーやイベントを開催中)、Sayaca Oka LINE@ (登録者限定のお得な情報やイベント開催のお知らせを配信中)
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