あなたはどっち?【性格タイプ別】トラブルとの向き合い方&おすすめヨガポーズ
慌ただしい社会に生きる私たちは、常に多くのストレスと共存していると言われています。ストレスフルになると感情をコントロールできず、イライラして、つい周りの人にあたってしまうこともあるのではないでしょうか?そんな自分を変えたくて、癒しやリラックス、心を整える目的でヨガを始めた人も多いことでしょう。ヨガは体と心を繋ぐもの。ポーズから学ぶことは体のことだけではありません。今回は家族や彼など親しい人とのトラブルを例に、タイプ別におススメのヨガのポーズを紹介します。ポーズが教えてくれる心の整え方に目を向けてみましょう。
自分のタイプを知ろう
親しい友人や、大好きなはずの彼と意見が合わずにトラブルになった時、どうなるか・・・。人それぞれ、パターンがあると考えられています。ストレススイッチがONになった時、どのような気持ちになり、どんな行動をとるか・・・。あなたはどうでしょうか?客観的に自分を振り返ってみましょう。今回はざっくりと2つのタイプに分けてみます。どちらのタイプに近いか、チェックしてみましょう。
タイプ1:闘争タイプ
意見が合わず不満を感じた時、つい戦ってしまうタイプの人。どちらかと言えば積極的で気が強い方かもしれません。このタイプの人はまず冷静になること!思っている以上のことを口にしてしまい、ほんの些細なケンカが大ゲンカに発展してしまうことも。言葉にする前に少し立ち止まることが大切です。深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。
闘争タイプにおススメのポーズ:安楽座で冷静に!
心を落ち着けたい時、ストレスから離れリラックスしたい時の基本的な座位ポーズです。瞑想するイメージで呼吸に意識を向け、思考を落ち着けましょう!
HOW TO
1.骨盤を立て両方の脚を伸ばして座る ※骨盤が後ろに傾いてしまう場合は厚手のブランケットをお尻の下に敷いて座りましょう。骨盤が立ちやすくなり楽に座ることができます。
2.すねをクロスするように、膝を曲げて外側に開きそれぞれの脚を反対側の膝の下に入れて座骨を安定させる。
3.両手は膝の上、楽な位置に置き、目を閉じて呼吸をゆっくり繰り返す ※手のひらは上向きでも下向きでもOK!胸の前で合掌してもいいでしょう。心と身体が落ち着く位置を探してみてください。
タイプ2:逃走タイプ
口論や人と争うことが苦手でつい逃げてしまうタイプの人。どちらかと言えば控えめで気が弱い方かもしれません。このタイプの人はまず相手の言い分をちゃんと聞くこと!トラブルを大きくしたくないという思いが強く、相手の意見から目を背けがち。時間がたってから蒸し返し、二次的なケンカを引き起こしてしまうことも。問題ときちんと向き合うことが大切です。自分の意思を強く持ちましょう。
逃走タイプにおススメのポーズ:ヴィーラバッドラーサナ2
力強く立ち向かう戦士をイメージしたポーズです。逃げずにきちんと向き合う自分をイメージしてみましょう。
HOW TO
1.両手を肩の高さで広げ、両足を肩幅の2倍程度大きく開いて立つ ※肩が上がらないように余分な力を抜きましょう。
2.右足のつま先を外側に向け、左足のつま先は少し内側に向ける
3.骨盤は体の正面に向けたまま右膝曲げて踏み込み、視線は右手の指先へ向ける
4.上半身を真下に下ろし、土台を安定させ、呼吸をゆっくり繰り返す ※上半身が前に傾かないように、後ろ足のかかと、小指を床に根付かせて力強く踏み込みましょう。強い気持ちでブレない軸を作ります。
5.反対側も同様に行う
ポーズから学ぶことを大切に
ヨガのポーズは体だけでなく心にもたくさんの効果や気づきを与えてくれます。イライラした時に心を整えるだけでなく、元気を出したい時、自分に喝をいれたい時など、様々な場面で自分との向き合い方を教えてくれるもの。ヨガのポーズは数えきれないほど、多く存在しますが、それぞれにちゃんと意味があります。もしかしたら自分が好きなポーズは今の自分に必要ポーズであり、大切にすべきことを教えてくれているのかもしれません。ポーズからのメッセージを受け止めて今後に生かしていけたらいいですね!
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
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