「ヨガする人のおいしいヨーロッパ食材レシピ」試食会&ヨガイベントレポート
雑誌『ヨガジャーナル日本版』で、半年にわたって連載してきた、ヨーロッパ食材を使ったおいしいレシピ。誌面を飛び出して、安全で高品質なヨーロッパ産食材を使った料理が味わえるリアル試食会を開催。ヨガジャーナルの読者モニターを招き、試食会ヨガ講師・三和由香利先生によるミニヨガレッスンが行われました!
安心・安全なヨーロッパ産食材を味わうスペシャルイベント
2025年11月某日、読者モニターを招き開催されたのは、雑誌『ヨガジャーナル日本版』で半年間に渡って取り上げてきたヨーロッパ産食材を、実際に試食できるオフラインイベント。欧州連合(EU)が後援し、日本における継続的な「パーフェクトマッチ」キャンペーンの一環として行われました。
イベントのテーマは、「家族も安心&満足! ヨガする人の美味しいEU食材レシピ」。EU加盟国の優れた食品や飲料は、日本の料理やライフスタイルとも相性抜群。毎日のお料理に、自然と取り入れている人も多いのではないでしょうか。
たくさんの参加者が集まったイベントは、連載第一回に登場した三和由香利先生による、ミニヨガレッスンからスタートました。
ヨガ世界大会日本人初ワールドチャンピオン。ヨガコーディネーター、ピラティス講師、大学講師など、スタジオを飛び出し幅広いフィールドで活躍中。小学4年生の女の子を育てるワーキングマザーでもある。
寒い日にぴったり! 三和先生による「自律神経に働きかけるヨガ」レッスン

この日は冬の訪れを感じさせるような肌寒い日。そこで三和先生が提案したのは、代謝を上げた後にリラックスへと導く自律神経を整えるヨガ。関節まわりを丁寧にほぐした後、徐々にダイナミックな動きに。全身をたっぷり動かしました。「つま先をほぐして血流を良くする動きや、リンパの流れをスムーズにするような内容を盛り込みました。短い時間でしたが、みなさん体がポカポカしてきたんじゃないでしょうか」(三和先生)
レッスン後は、いよいよ試食会がスタート!

短い時間ながら、しっかり体を動かしたあとは、お待ちかねの試食会の時間です。このイベントのために用意された料理は、ヨーロッパ産食材を使った2つのメニュー。パーティにぴったりの「豚肉のビール煮込み」と、見た目にも美しい「3種のクロスティーニ」は、年末年始のごちそうご飯や家族のイベント、おもてなしにもぴったりです。
試食会後は、料理の写真を撮る参加者や、メニュー考案者のフードコーディネーター佐藤絵理さんにレシピに関する質問をする人など、参加者それぞれが楽しい時間を過ごしていました。
豚肉のビール煮込み

【材料(2人分)】★マークはヨーロッパ産食材を使用!
・玉ねぎ……1個(200g)
・にんにく……1片
★デンマーク産 豚肩ロースブロック……400g
★スロベニア産 結晶塩……小さじ1/2(3g)
・黒こしょう……少々
★スペイン産 エクストラバージンオリーブオイル……大さじ2
★アイルランド産 ペールエールビール……1本(330ml)
★フランス産 アップルピューレ……80g
・ホールトマトの水煮……100g
・中濃ソース……50g
★ルーマニア産 はちみつ……大さじ1
・タイム……2枝
・マスタード……小さじ1
★イタリア産 パスタ・ディ・グラニャーノPGI……100g
【作り方】
❶玉ねぎは皮をむいて薄切り、にんにくは皮をむいてみじん切りにする。豚肉は3cm角に切り、塩・黒こしょうをふって、揉み込んでおく。
❷フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、①の豚肉を入れて強火で焼く。焼き色がついたら裏返して、全体に焼き色がついたら一度取り出す。
❸鍋にオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りがたったら、玉ねぎ、塩ひとつまみ(分量外)を入れて弱火で10~15分炒める。
❹玉ねぎが茶色く色づいたら、ビールを入れて、木べらで底についた焦げをこそげ取りながら弱火で煮詰める。
❺②の豚肉、アップルピューレ、トマトの水煮、中濃ソース、はちみつ、タイムを入れて中火にかける。沸騰したらアクをとり、落としぶたをして弱火で1時間煮込む。皿に盛り付ける前にマスタードを加える。
❻別の鍋にお湯を沸かし、湯量の1%の塩(分量外)を入れ、パスタを8分茹でる。ゆであがったらざるに空けて水気を切る。
❼皿に⑤の肉の煮込み、⑥のパスタを盛りつけたら完成。
3種のクロスティーニ(ビーツ入りマッシュポテトとサラダチキン/ローズペダルジャムとクランベリー/シェーブルチーズといちじく)

■ビーツ入りマッシュポテトとサラダチキン
【材料(2人前)】★マークはヨーロッパ産食材を使用!
・じゃがいも……1/2個(50g)
★ギリシャ産 ブラック・カラマタPDO……1個
・サラダチキン……10g
★スウェーデン産 ビーツ スライス……20g(固形のみ)
★スロベニア産 結晶塩……少々
・マヨネーズ……小さじ1/2
★ルクセンブルク産 ミニ・サンフラワー・ロール……1/2個(20g)
★フランス産 タラゴン・・適量
【作り方】
❶じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。オリーブ(ブラック・カラマタ)は4等分に切る。サラダチキンは手でさく。
❷鍋に①のじゃがいもを入れ、そこにかぶるぐらいの水(分量外)を加えて、中火で10分柔らかくなるまでゆでる。ゆであがったら。ざるに空けて湯を切る。
❸ボウルに②、ビーツを入れてマッシャーで潰し、塩をふる。全体の粗熱が取れたらマヨネーズを加えて混ぜる。
❹パン(ミニ・サンフラワー・ロール)は凍ったまま、200℃のトースターで8~10分焼き、半分に切る。さらにその1/2個を横に半分に切る。その上に③、①のサラダチキン、オリーブ、タラゴンをのせる。
■ローズペダルジャムとクランベリー
【材料(2人前)】★マークはヨーロッパ産食材を使用!
★ラトビア産 クランベリー……2個
★ルクセンブルク産 ミニ・サンフラワー・ロール……1/2個(20g)
・クリームチーズ……8g
★ブルガリア産 ローズぺタルジャム……8g
・ミント……適量
【作り方】
❶クランベリーは半分に切る。
❷パン(ミニ・サンフラワー・ロール)は凍ったまま、200℃のトースターで8~10分焼き、半分に切る。さらにその1/2個を横に半分に切り、その上にクリームチーズを塗る。さらにローズペダルジャムをのせ、①のクランベリーとミントを添える。
■シェーブルチーズといちじく
【材料(2人前)】★マークはヨーロッパ産食材を使用!
★スペイン産 ケソ・デ・ムルシア・アル・ビノPDOチーズ……12g
・ドライいちじく……1/2個(5g)
・ナッツ(くるみ、アーモンド、カッシュナッツなど)……4g
★ドイツ産 全粒ライ麦パン……1/2枚(32g)
★ルーマニア産 はちみつ……適量
★チャービル……適量
【作り方】
❶チーズ、ドライいちじくは一口大に切る。ナッツは手で割る。
❷パン1/2枚を半分に切り、軽くトーストして、上に①のチーズ、いちじく、ナッツをのせ、最後にはちみつをかけ、チャービルを添える。
体と心の健康にこだわる人の食材選びの目印はコレ!
ヨーロッパ産食品の特徴は、品質の高さ・本物であること・安全性の高さです。食べ物に対して厳しい目を持つ日本人も納得できるヨーロッパ産食材を探すなら、3つのラベルを目印にすると便利。信頼性や品質の高さ、厳しい安全基準を遵守していることを示す、ヨーロッパ独自の評価基準です。ぜひ買い物の際、このマークがついた食材を選んでみて!

PDO
生産、加工、調理のすべてが特定の地位で作られているという証明。この制度に該当する食品は、産地と明確に紐づけられています。
PGI
このラベルがある食品は、生産段階のうち、少なくとも1つの工程が当該地域で行われていることを表します。地域と製品名の特定の関係を認定するものです。
EUオーガニック
少なくとも商品の95%が有機原料で、残りの5%もより厳しい条件を遵守したものであることを示すもの。ロゴの横には、管理局が付与したコードと、製品の原材料の生産地が記載されています。
ヨーロッパ産食品の魅力を感じられたイベントは大盛況

健康のためにも、口に入れるものには気を遣っているそんなヘルシー志向の参加者も大満足の、ヨガレッスンと試食会は無事終了。最後に、イベントに参加してくれた滝 裕可里さんに、感想を聞いてみました。
「ビーツ入りマッシュポテトとサラダチキンのクロスティーニがとてもおいしかったです! チーズや生ハムが好きなので、自然とヨーロッパ産の食材は買っていると思いますが、認証マークがあることは初めて知りました。知識があると、今後の商品選びの基準になって助かりますね」(滝さん)

ヨガレッスンあり、ヨーロッパ食材を使った料理の試食会ありの、盛りだくさんのイベントになりました!
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