季節の変わり目におすすめ!自律神経の乱れによる頭痛緩和ストレッチ


季節の変わり目は気温の変化はもちろん、気圧も日によって大きく変わります。春は新学期・新生活などで環境が大きく変わった方もそうでない方も、知らず知らずのうちに疲労が溜まり、自律神経も乱れやすくなる時期です。そこで今回は自律神経の乱れが原因で起こる頭痛を和らげたい人向けのストレッチをご紹介します。
自律神経の乱れでなぜ頭痛が起きる?
寒暖差やストレスなどが原因で私たちの自律神経は乱れやすくなります。自律神経が乱れると様々な不調を引き起こしますが、代表的な不調は頭痛です。自律神経が乱れると血管の収縮と拡張がうまく行われなくなってしまうため頭痛が起こります。また、自律神経が乱れると必要なところへ十分な酸素や栄養が行き渡らず、首や肩まわりの筋肉が硬直しやすくなることも頭痛の原因です。
さらに、新年度でお仕事が忙しく、いつも以上にパソコンやスマホでの作業時間が長くなっている方も多いと思いますがこのような状態の時も自律神経のうち交感神経が優位になっています。この状態が続くと睡眠の質が落ちやすく、寝てもしっかりと疲れが取れません。結果として慢性的な疲労感が残ります。
睡眠不足の状態ではちょっとした刺激が頭痛へと繋がってしまうことも増えるため、日頃のライフスタイルを見直すことや目などを労わる時間を作る必要があります。
自律神経を整える方法
自律神経を整えるためにできることは、呼吸を整えることです。ヨガのレッスンなどでは腹式呼吸をするように勧めますが、腹式呼吸は自律神経を整えるのに効果的だからです。ヨガを行う時でなくても効果はありますので、普段の生活の中でもぜひ腹式呼吸を取り入れてみてください。
<やり方>
1)背筋を伸ばし、楽な姿勢になる
2)息を吸ってお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を背中側へ引き寄せる
たったこれだけの呼吸ですが、私たちの体へは効果抜群です。移動時間や仕事の休憩時間、寝る前に行うのもとても良いです。ぜひ意識して行ってみてください。
首や肩の凝りにも効く!頭痛緩和ストレッチ
頭痛がある方も頭痛まではないけれど首や肩がガッチガチという方も、ぜひ試してみてください!
<やり方>

1)両手を上げ、それぞれの肘をつかむ

2)息を吐きながら、腕を頭から遠ざけるようにし、そのまま3回呼吸

3)腕を左側に寄せ、3回呼吸を行う

4)反対側も同様に行う。余裕がある日はセット数を増やしましょう
それぞれ1回ずつやるだけでも肩回りがポカポカしスッキリ感を得られます。頭痛がつらい方は無理しすぎず、できる時に行ってみるだけでもOKです。デスクワークが続いている方はぜひ習慣化して体をほぐしてみてくださいね。
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