ただ押すだけ!【更年期不眠に効く】頭痛や不眠を解消、耳の後ろにある「完骨穴のツボ」の押し方


ツボとは東洋医学の考えに基づいて、体内に存在するとする経絡(けいらく)という「気の流れる川」上に存在する経穴(けいけつ)のこと。経穴は、気の川の重要なポイントで、経絡上の気血流を管理するといわれます 。気が詰まったり、少なすぎたり、多すぎたりするとツボ周辺が硬くコリコリになったり、ヘナっと弱くなったりという現象が生じます。今回は筆者が実際に効果のあったツボをご紹介いたします!
更年期不眠に悩んだら
更年期症状は40代以降、加齢とともに訪れるホルモンバランスの乱れによって引き起こされる不快な症状です。様々な不定愁訴がありますが、不眠もよくある症状のひとつ。そんなとき、まずはこのツボ刺激を試してみてください。
熟睡のためのツボは<完骨穴>。私のお気に入りのツボです。首が緊張するときは必ずここを無意識に触ったりしています。夜しっかりとこの周辺を押してマッサージすると、気持ち良さが広がり心の緊張も解きほぐれて眠りに誘われていくのがわかります。

完骨(かんこつ)の探し方と効能
耳の後ろにある出っ張っている骨(乳様突起)の下のくぼんだ部分にあるツボです。
憂鬱な気分解消、寝る前に湧き出てくる考え事が消えて安眠に向かいます。精神の安らぎ、心身のリラックス、自然な眠りに誘うしあわせホルモンのセロトニン分泌にも関わると言われています。
<完骨の押し方>
1、両手で頭全体を包み、耳の後ろの乳様突起の下のくぼみを探します。

2、親指を完骨にあてて、気持ちいいと感じる程度の強さで、ゆっくり押します。

3、頭を上に向けたり、下に向けたりして、親指を完骨ツボに当ててほぐします。

10秒押して3秒放し、10秒押すというのを3〜9回繰り返します。
精神安定、自律神経が整い副交感神経が正常に働くようになるので、内臓への血流改善、顔まわりの血流改善があり、ニキビ吹き出物,くすみにも効果。また、首周りの血行を改善するため、もちろん、肩こりや頭痛もやわらげ、迷走神経、自律神経の不調、めまい、耳鳴り、眼精疲労、顔のむくみにも効果があります。ぜひお試しください。
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