Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/7月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
現実化とルールの星・土星に続き、境界を溶かす星・海王星が「逆行」
6月30日の現実化とルールの星・土星の「逆行」に続き、7月2日には境界を溶かす星・海王星が「逆行」します。どちらの「逆行」もうお座でのこと。うお座の象徴する「共感や思いやり」の価値観、「芸術や福祉」といったジャンルでは物ごとの進みが遅くなるように感じられるかもしれません。相手に近づこうとしても遠くなり、感情が波打つような、そんなイメージです。
2日には思考や伝達の星・水星がしし座に
ただ2日には思考や伝達の星・水星がかに座を抜け、しし座に入ります。かに座では防衛意識が強まるのですが、しし座はとてもポジティヴな星座。内心、波打つものは抱えていても、敢えて強気で出るような人もいそうです。
6日はかに座の新月 家族への愛が強まるとき
そのうえで迎えるのが6日のかに座の新月です。かに座には愛と美の星・金星も滞在。かに座の象徴する「家族」へと気持ちが向かいそう。あるいは、心が落ち着き、くつろげる。信頼できる場所がどこなのか、改めて実感することもあるでしょう。
12日には金星もかに座を去り、しし座へ
12日には金星もかに座を去り、しし座へ。家族とほのぼの過ごすような時期は過ぎ、子どものように無邪気に遊び、生命の喜びを実感する。そんな季節の到来です。夏休みの取得にもいいとき。弾けるように遊び、楽しむことで不安感を吹き飛ばせそう。
21日には行動や戦いの星・火星がふたご座へ
21日には行動や戦いの星・火星がふたご座へ。それ以前のおうし座ではゆっくりとでも力強く、確実に物ごとを成し遂げようとするところがありましたが、ふたご座になると、火星は束縛を嫌い、気分で動くような傾向をもたらします。現在は、ふたご座に拡大と保護の星・木星もあるので、なおさらです。そのため、約束や計画をして、段取りよくこなすというよりは、ちょっと行き当たりばったりなところは出てくるかもしれません。臨機応変にこなしているつもりが単に無駄が多いだけとならないように注意したいとき。
21日にはやぎ座で満月も。6月に続き、2度目の満月です
21日にはやぎ座で満月もあります。6月22日に続き、2度目のやぎ座の満月ですが、やぎ座の求める「成功や達成」において、完成の感覚がありそうです。ずっと計画してきたプロジェクト、進行していたことなど、ここである程度、結果が出る可能性が大きいでしょう。
22日には太陽がしし座へ しし座シーズンの始まり
22日には太陽がしし座へ。太陽はしし座の守護星なので、輝くばかりの夏の太陽のように、誰もが自分を肯定し、ポジティヴでありたいと望むでしょう。少しペースを落とし、怠惰に過ごしたくなっても、自分を責めないこと。楽しみ、遊ぶ。ゆとりの時間を大切にしましょう。
26日には水星がおとめ座へ
26日には水星がおとめ座へ。水星はおとめ座の守護星なので、段取り力がアップするとき。部屋の掃除、片付けなどにもいいときですし、プロジェクトもきっちりと進行されていくでしょう。気をつけたいのは、ふたご座の火星とおとめ座の水星の性質がまったく違うこと。頻繁に予定を変えようとする人と着々と物ごとを積み重ねたい人とではぶつかることもあるかもしれません。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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