40歳から始めたい!ガチガチ肩甲骨がふにゃふにゃに!寝たままできる「柔らか肩甲骨ケア」
40代になると増える肩トラブル。大きな原因は肩甲骨まわりの筋肉がガチガチにこわばっていること。不快なだけではなく、ボディラインの崩れを加速させてしまいます。寝たままできる肩甲骨ケアで、美ボディを目指しましょう!
肩甲骨が硬くなる原因
肩甲骨は、肩の下にある天使の羽のような形の骨。腕を動かす要となり、体のバランスを維持する重要な役割があります。
肩甲骨が硬くなるのは、普段の悪い姿勢が大きな原因。現代はパソコンやスマホを見て、猫背の前かがみ姿勢でいることが多いですが、この姿勢は肩甲骨が外に開き、胸の大胸筋や小胸筋、脇の前鋸筋などは縮み、肩甲骨まわりの僧帽筋や肩甲骨挙筋などの筋肉は外側に引っぱられた状態になります。これが続くと筋肉が緊張して血流が悪くなり、柔軟性がなくなり外に開いたまま硬くなってしまいます。
肩甲骨が硬いとどうなる?
1.バストが垂れやすくなる
肩甲骨が外に開いたまま硬くなると、胸の大胸筋や小胸筋が縮んだ状態になり、バストが垂れやすくなります。
2.基礎代謝が落ち、太りやすくなる
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなって動きが悪くなると、筋肉が衰え基礎代謝が低下。そのため脂肪が燃えにくくなり、背中や二の腕にも贅肉がつきやすくなります。
3.肩こりや首こり
肩甲骨まわりの筋肉が緊張してこわばると、血流が悪くなり肩こりや首こりの原因になります。こわばった筋肉が血管を圧迫し疲労物質がたまると、痛みも生じやすくなります。
4.冷えやむくみ
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると血流が悪くなるため、全身の血流も滞り体が冷えやすくなります。足先などの末端も血行不良になり、むくみの原因になります。
5.姿勢が崩れる
パソコンやスマホを見て猫背の前かがみ姿勢が続くと、肩甲骨が外に開いたまま固まり、背中が丸くなってしまいます。
寝たまま2つ!肩甲骨エクササイズ
やり方
1.両膝を立てて仰向けになり、両手は体側に伸ばす。息を吸いながら両手をバンザイし、吐きながらゆっくり戻る。上下1回とし、10〜20回繰り返す。
2.バンザイのポジションから、両肘を曲げて肩甲骨を寄せ、ゆっくり戻る。曲げ伸ばしを1回とし、10〜20回繰り返す。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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