「前屈が苦手」な私がやっていること【1日たった1分!】「前屈が得意」になる魔法のポーズ
みなさんは「前屈」が得意ですか? 私は幼い頃から大の苦手。大人になった今でも前屈が苦手なままです。私のように苦手だと感じている人は、ぜひこのポーズを取り入れてみてください。前屈には体へのメリットがたくさんあります。前屈を深めるためのポイントをしっかりと押さえつつ、一緒に得意に変えていきましょう!
前屈をする時に意識してほしいポイント
「前屈」とは、言葉通り上体を前に倒していくことです。小学生の時の体力測定で、立ちながら前屈をし床に手がつくと「体が柔らかい」イメージが持たれがちですよね。
ストレッチだけでなく、ヨガにも前屈に関連するポーズがいくつもあります。ついつい床に手がつけば良いと思われがちですが、間違えた方法で行うと体への効果を感じることができません。
意識したい筋肉とは
正しい前屈の仕方は、股関節を引き込み、骨盤を前に傾けながら上半身を倒していきます。太ももの裏など、体の裏側の筋肉をしっかりと伸ばしていくものです。体の裏側のどの筋肉が硬いのかを知っていくことは大事なことです。
・背中が丸くなる…太ももの裏の筋肉、お尻の筋肉が硬くなっています。
・ひざが曲がる…太ももの裏の筋肉、ひざの裏の筋肉が硬くなっています。
・上半身が倒しにくい…背中の筋肉、腸腰筋が硬くなっています。
体の裏側の筋肉をまんべんなくほぐす「ダウンドッグ」のアレンジ
太ももの裏、お尻の筋肉、背中の筋肉などが全てほぐせるヨガのポーズの「ダウンドッグ」のアレンジをご紹介します!
①四つ這いのポーズになります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。
②両手のひらで床を押しながら、お尻を天井方向へ突き上げていきます。かかとが床につかない場合は、浮かせたままでオッケーです。この状態がキツい方は、ひざを軽く曲げてください。
③右ひざを軽く曲げ、お尻を後ろに引きながら左ひざを伸ばします。左お尻、太ももの裏、ふくらはぎの筋肉をしっかりと伸ばしてください。両手の手のひらで床をぐっと押すことで、背中の筋肉もしっかりと使うことができます。
④脚を入れ替えて行います。ゆっくりと丁寧に、筋肉を意識して使いながら交互に5回行いましょう。
⑤ほぐれてきたら、最後にダウンドッグのポーズをします。
両手のひらで床を押しながら、お尻を後ろに引くことで脚の裏の筋肉がしっかりと伸びます! 下半身のむくみ改善にもなるので、是非チャレンジしてみてください。
動画で確認をしたい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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