【立ったまま床にべったり手がつくようになる】伸ばし×引き込みで前屈が簡単に深まる「神ほぐし」
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立ったまま床に手をつく「立位前屈」。手のひらが床にベタッとつくぐらい柔らかくなりたい、という人に向けたストレッチをご紹介します。キーワードは「伸ばし」と「引き込み」です!
前屈を深めるために柔らかくしたい3つの部分
もも裏
大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋という3つの筋肉から構成されるハムストリングス。坐骨から膝まで付着している大きな筋肉で、硬くなると体の柔らかさに影響するだけでなく、腰痛や膝痛の原因にも繋がります。
ふくらはぎ
ふくらはぎは 腓腹筋とひらめ筋という2つの筋肉でできています。ふくらはぎが硬いとハムストリングスを引っ張ってしまい、前屈の際に膝が伸びない要因の一つとなります。
腸腰筋
大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つから構成される腸腰筋は、前屈をする際に、お腹と太ももを近づける時に使われます。太ももやふくらはぎを柔らかくしながら、腸腰筋をほぐして引き込む力を鍛えることも前屈を深めるために必要な要素です。
前屈を深める厳選ストレッチ3選
前屈を深めるストレッチとトレーニングを行っていきます。無理のない範囲でトライしてくださいね。
ふくらはぎ伸ばし
①まっすぐ立ち、ブロックや雑誌など高さのあるものの上に足のつま先をかけます。そのまま重心を前にかけていきましょう。
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②重心をかけて元に戻す、の動作を繰り返して、ふくらはぎを伸ばしていきましょう。
もも裏ストレッチ
①まっすぐ立ち、ブロックや雑誌など高さのあるものの上に足のつま先をかけます。そのまま身体を前に倒し、両手を床につきます。
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②ポイントはお尻が後ろに引っ張られないようにすること。前に乗り出しても構わないので両手を床につけてください。
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③脚を変えて、反対側も同じように行います。
脚の付け根の引き込み
①床に体育座りで座り、両足をクロスします。クロスした足を両腕で抱え、ぐーっと胸の方に寄せていきます。
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③余裕があれば、足を胸につけたまま両手を離し、腕をまっすぐ前に伸ばします。鼠蹊部付近が少し痛くなったら効いている証拠です。
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動画でも確認できます
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