【体が硬いと太りやすい?】お腹痩せに効果のあるストレッチ部位とは?痩せるを狙った時短ほぐし

 【体が硬いと太りやすい?】お腹痩せに効果のあるストレッチ部位とは?痩せるを狙った時短ほぐし
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体が硬いからストレッチは苦手、という人多いのではないでしょうか。でも体が柔らかいことで得られるメリットはたくさん。ダイエット効率も高まります。体が硬い人でもトライできるお腹痩せにフォーカスしたストレッチをご紹介します。

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ダイエットにストレッチが効果的な理由

「体が柔らかい」とは、「筋肉や腱の柔軟性が高い」ということです。柔軟性が高いと血液やリンパの巡りがよくなり、代謝も上がり痩せやすい体に繋がります。同時に、筋肉の柔軟性が高く関節の可動域が広いと、日常生活での動作が自然に大きくなり、消費するカロリーも高くなります。

反対に体が硬いと、血流が悪くなりやすく代謝も下がり気味に。筋肉が硬く関節の可動域が狭いため、体が柔らかい人に比べると日常生活で消費するカロリーも低くなってしまいます。

ストレッチ
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ストレッチで代謝アップ

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げます。そこにヨガの呼吸法を加えると精神的な緊張もほぐれ、体だけではなく心のコンディションづくりにも効果が期待できます。「体が硬いから」とストレッチやヨガに苦手意識を持っている人も簡単なストレッチから少しずつ取り入れていきましょう。体の柔らかい人や運動習慣のある人よりも、体の硬い人の方がストレッチやダイエットの効果を実感しやすいのも事実です。

ダイエットに効果のあるストレッチパーツを知ろう

①大きな筋肉

大きな筋肉を動かすと、ダイエットが効率よく進みます。特に下半身にある大臀筋や大腿四頭筋(太もも前)、ハムストリングス(太もも裏)などを意識して動かしましょう。

②ふくらはぎ

ふくらはぎは「第二の心臓」といわれ、重力に逆らって血液を心臓に送り返す働きを担っています。運動不足や冷えなどによって血行不良になると、老廃物が滞り脚のむくみの原因に。脚が太く見える原因にもなります。

③肩甲骨まわり

背中は体の中でも筋肉の量も種類も多く、肩甲骨まわりを動かすことは代謝アップに効果的です。肩甲骨のまわりには、僧帽筋周辺の赤筋という褐色脂肪細胞があり、ダイエットにも効果的です。

④お腹

お腹は、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋の4つで構成されています。中でも、腹直筋は上体を起こすために必要な筋肉。立っているだけでもずっと緊張していることになり、血行が悪くなりがちです。猫背気味であったり座り仕事が長時間続く場合も、腹直筋が緊張してしまいます。緊張した筋肉をほぐし、血行を促すことでダイエット効果を高めましょう。

成功のコツは短時間を毎日続けること

少しの時間でもいいので毎日継続し、コツコツと取り組むことがストレッチでダイエット効果を上げるコツ。また、頑張りすぎてきついストレッチをすると、関節や筋肉、腱を傷める原因になるので注意しましょう。

ストレッチを行う際は、反動をつけずに痛気持ちよいと感じる強さがベスト。リラックスした状態で呼吸を止めずに行いましょう。入浴後や就寝前、朝目覚めた直後にベッドの上で行うなど、自分が習慣化しやすくゆとりのある時間帯を探してルーティーン化すると継続しやすくなります。

お腹痩せに効果的なストレッチ

①【体側伸ばし】普段縮こまりがちな体側を伸ばすストレッチです。動きを付けることで緊張が弛みやすくなります。

あぐらで座り、左手を床につき、右手をまっすぐ上げ上半身を左に倒す。右ひじをゆるめて体を元の位置に戻し、息を吐きならがらさらに遠くへ指先を伸ばす。3回繰り返し、体が一番遠くまで伸びたところでキープする。深い呼吸で30秒から1分キープしたら手を入れ替え、反対側も同様に行う。

体側のばし
Photo by Emiko Hirukawa

②【ねじりのポーズ】お腹を引き締めながらねじることで、お腹周りを刺激します。

あぐらで座り、お腹に力を入れ背筋を伸ばす。左手は後ろの床につき、右手を左ももの外側にひっかけて体を左へねじる。深い呼吸で30秒から1分キープし、手を入れ替え反対側も行う。

ねじりのポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

【肩甲骨を寄せるポーズ】肩甲骨を寄せることで巻き肩を改善し、腹筋が正しく使われる姿勢へ導きます。

あぐらをかき腰の後ろで両手を組み、腕を絞って肩甲骨を寄せる。胸を高く引き上げ、目線は斜め上に。余裕があれば組んでいる手を体から離して深い呼吸をしながら1分間キープする。

肩甲骨を寄せるストレッチ
Photo by Emiko Hirukawa

④【背骨をほぐすストレッチ】背骨の動きをスムーズにし、お腹周りを目覚めさせていきます。

背中のストレッチ
Photo by Emiko Hirukawa
背中のストレッチ
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あぐらで座り両手を組み、息を吸いながら繋いだ手のひらが天井を向くように伸びをする。吐きながら手を体の前まで下ろし、背中を丸め目線はおへそをのぞき込む。この動きをなめらかに5回繰り返す。

※動きを動画で確認したい方はこちら

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AUTHOR

ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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体側のばし
ねじりのポーズ
肩甲骨を寄せるストレッチ
背中のストレッチ
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