デジタルオフが生み出す読み書き時間。アナウンサーを経てカレー屋の大島梢絵さんが毎日ご機嫌な理由

 デジタルオフが生み出す読み書き時間。アナウンサーを経てカレー屋の大島梢絵さんが毎日ご機嫌な理由
Kozue Oshima
腰塚安菜
腰塚安菜
2023-12-15

会社員、アナウンサーを経験し、現在は新潟県新潟市で「カレーとごまどうふの店 石本商店」を営む大島梢絵さん。 デジタルネイティブ時代の休み方を考えるインタビュー企画 #私たちの自由な選択 。今回は梢絵さんのご機嫌な毎日のルーティンに迫りました。カレー屋の仕事、本をシェアするインスタグラマーの仕事、それ以上に大切にしている自分時間づくりのコツとは。

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誰にでも食べやすいスパイスカレーと、地域に愛される店づくり

ーーーー梢絵さんは、会社を辞めてからアナウンサーに。新潟に移住され、カレー屋さんへと転身されましたね。

梢絵さん:はい。もともと、石本商店は、史也(店主:大島史也さん)のおじいさんの自慢のごまどうふ屋さんと、おばあさんの金物屋さんを受け継いだことから始まり、カレー屋さんとしての石本商店は、ちょうどコロナ禍の2020年7月に新潟市江南区亀田にオープンしました。

史也に「飲食店をやってみたい」という思いがあり、私たちが出会って、二人ともカレー好きだったので、こうしてお店を始めました。

石本商店のコンセプトは「誰にでも食べやすいスパイスカレー」です。

ーーーー日本全国で食べらるスパイスカレーですが、地域の方の口に合い、美味しく味わってもらえることは大事ですね。例えば、どんなカレーを出しているんですか?

梢絵さん:日々のインスタグラムの投稿やインスタライブで常々お知らせしています。

例えば10月は「スパイス牡蠣カレー」と「レモンセロリキーマカレー」の「2種あいがけ」でした。


梢絵さん:11月からは、2種類のカレーを4種類に幅を広げるチャレンジをしました。例えば今の季節だと「秋ナスのキーマカレー」「さつまいもバターチキンカレー」「大根ポークカレー」など。季節に合わせた旬の食材を使っています。オリジナルなお店のカレーは動画でも発信しているので、今後も楽しみにしていてください。

curry
石本商店自慢のカレー発信は日々のインスタグラム(@curry_ismt)から

ーーーー他に、お店として最近のアップデートはありますか。

最近、4〜6台分しかなかった駐車場を18台分にまで広げて、これまで遠方から公共交通などで足を運んで下さっていたお客様にも来ていただきやすくなるようにしました。

カレー屋のインスタグラムには「プチリニューアル」とは書きましたが、新駐車場はお店にとって大改革でした。

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腰塚安菜

腰塚安菜

慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代から一般社団法人 ソーシャルプロダクツ普及推進協会で「ソーシャルプロダクツ・アワード」審査員を6年間務めた。 2016年よりSDGs、ESD、教育、文化多様性などをテーマにメディアに寄稿。2018年に気候変動に関する国際会議COP24を現地取材。 2021年以降はアフターコロナの健康や働き方、生活をテーマとした執筆に転向。次の海外取材復活を夢に、地域文化や韓国語・フランス語を学習中。コロナ後から少しずつ始めたヨガ歴は約3年。



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