FOOD
アーユルヴェーダで消化を改善する5つの方法|食事をするたび健康に!
広告
アドバイスその2:食べるときには正しい順番で
食べ物の結びつきは、アーユルヴェーダでは重要なものと考えられている。従うべき基本ルールがふたつある、とパルキヴァーラ。ひとつには、常に、ほかのものよりも先にタンパク質を食べること。「胃は、一度に一定量の塩酸しか作り出しません。そして、タンパク質は消化のために塩酸を必要とする唯一の食材です。ですので、最初に食べるのがいちばんいいのです。塩酸が十分に供給されているうちに、ということです」ルールのふたつめは、食後に果物を食べるべきではない、ということ(パパイヤ、マンゴー、パイナップルを除く)。果物はほかの食材よりも早く消化される。つまり、体がまず先に果物の分解に集中してしまうのだ。そして消化にもっと長い時間を要するほかの食べ物を分解する仕事を終えることができなくなってしまう。例外とされる果物は—マンゴー、パパイヤ、パイナップル—すべて酵素を含むもので、この酵素がタンパク質や脂肪、炭水化物やデンプン質の消化を早める働きを持っている。そのため、これらの果物が食事のあとの楽しみとして理想的とされているのである。
アドバイスその3:食事のときにダイジェスティブ・ティーを少しずつ飲む
食事中に冷たい水を飲むのは、消化の「火」にとって最悪。こう教えてくれたのはオドンネル。消化管を凍りつかせながら、その状態で食べ物を分解するよう命令しているのと同じことだという。はるかに胃に優しいのは、食事中お湯を少しずつ飲むこと。これは消化を助ける。もっといいのは何か?食事中、以下のダイジェスティブ・ティー(消化を助けるお茶)を少しずつ飲むことだ。
ダイジェスティブ・ティーのレシピ
材料:
- フェンネル...............小さじ1/2
- コリアンダー(粉末)...............小さじ1/2
- カルダモン(粉末)...............ひとつまみ(または潰したさやのカルダモンひとつ分)
- 水...............2カップ
作り方:
スパイスを水に入れて10分ほど煮出し、濾す。
食事中にゆっくりと少しずつ飲むか、または食後に飲む。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
広告
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く