埋もれた首と鎖骨の詰まりが原因?【リンパを流して肩こり解消&見た目もアップ】簡単鎖骨ほぐし
今回は、肩こりにお悩みの方にぜひやってほしい簡単なエクササイズのご紹介です。首と鎖骨の詰まりをほぐして、リンパを活性化。滞りを改善し、硬くなった筋肉をほぐします。同時に、埋もれて短くなってしまった首や鎖骨を掘り起こして見た目も美しく!椅子に座ったまま手軽にできるので、早速やってみませんか?
肩こりと鎖骨リンパの関係
肩こりは、姿勢の乱れが原因の一つと考えられており、そのほかにも様々なマイナス要素が重なることで更に悪化すると言われています。
特に前かがみの姿勢になりやすい人、肩が内側に入り首が詰まった状態が長く続く人は要注意です。首が埋もれてしまうと、見た目に影響が出るだけでなく、首とつながる鎖骨のリンパ節が詰まりやすくなるからです。
リンパ節は図のように全身にありますが、鎖骨リンパ節は、全身から集められたリンパが最終的にたどり着くところであり、最も重要なリンパ節です。そのため、首や肩など、鎖骨とつながる部分にこわばりや詰まりがあると、肩こりだけでなく、全身の不調につながることもあります。
首の埋もれと鎖骨の詰まりを解く!肩こりを解消する簡単エクササイズ
椅子に座ったままできる、簡単なエクササイズです。もちろん立ったままでもOK!仕事の合間や隙間時間に、リフレッシュを兼ねてやってみましょう。
やり方
1)背筋を伸ばして椅子に座り、両手の指先(人差し指から小指までの4本)を左右の鎖骨のくぼみに添え、軽く差し込む
2)肩、肩甲骨を下し、指先で鎖骨を押し下げるように、首を長くのばして2~3呼吸繰り返す(視線は正面か軽く上向き)
3)元の姿勢に戻り、左手の指先を右の鎖骨のくぼみに添え、右腕を浮かせ斜め下へ。顔を左に向け、右の首筋を伸ばす
4)手のひらを外に向ける動きと内側に向ける動きを交互に繰り返し、腕の付け根から腕全体をひねるように動かす(5回)
5)手のひらを外側に向けて肩を開く。息を吸いながらゆっくりと腕を上げ、吐きながらゆっくりと腕を下す(10回)
6)顔を正面に向けて元の位置にもどり、反対側も同様に行う
ポイント
肩や肩甲骨が上がって首が詰まらないように、首を根本からしっかり伸ばしましょう。首や鎖骨に詰まりがあると、痛いと感じることがあります。鎖骨に添えた指先は力を入れすぎないように…。
優しい刺激で十分なので、無理をせず、じわじわと温かくなる感覚を味わいながら巡らせましょう。
鎖骨リンパの流れがよくなることで、肩こりはもちろん、首の詰まりが解消され、長く綺麗な首筋が復活します。顔回りの血流も改善されるため、むくみやたるみの予防・改善にも効果的ですよ!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く