【ガチガチ肩甲骨に即効く】肩こり、巻き肩、猫背……上半身のお悩みをまとめて解消する3ストレッチ
肩こりや猫背、巻き肩など、肩周りに不調を感じている人は「肩甲骨」に着目。肩甲骨周辺の筋肉にアプローチすることで、上半身の不調をまとめて解消することができます。寝る前や朝起きた時など、隙間時間にぜひ行ってみてください。
肩の不調の原因は「肩甲骨周りの筋肉」が硬くなっているから
肩甲骨とは、背中の上部にある左右対称の羽根のような骨で、腕を上下に動かしたり回したりする動きと連動していす。この肩甲骨と胴体をつなぐ骨は鎖骨のみで、他は筋肉が支えています。そのため自在に動かすことができるのですが、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなってしまうと肩周りの血流が悪くなり、ひどい肩こりや首こり、背中のこりの原因にもなってしまいます。
特にデスクワークが多い人は、両肩を身体よりも前に出した状態が長く続くため、肩甲骨周りの柔軟性が低下し、巻き肩や猫背の原因になります。肩甲骨をこまめに動かして姿勢を正しく保ちましょう。
肩甲骨周りをほぐすメリット
・肩や首、背中のこり解消
・巻き肩や猫背などの姿勢改善
・鎖骨が開き呼吸が入りやすくなる
・肩の可動域が広がる
・運動能力の向上 などなど
肩甲骨周りをストレッチするだけで上記のような多くのメリットが得られます。肩甲骨は鎖骨の動きとも連動しているため、綺麗に開けた鎖骨を作るためにも肩甲骨ストレッチが欠かせません。
ガチガチ肩甲骨にアプローチする3つのストレッチ
●肩甲骨ストレッチの際の注意点
ストレッチに一生懸命になるあまり無理に伸ばすと、周りの筋肉や靭帯を痛める原因となります。自由度の高い動きをする骨である分丁寧にほぐすことが大切です。もし痛みが出た場合は、ストレッチは中断し治ったタイミングで再開してください。
縄跳びストレッチ
床に座り、脇を締めて両ひじを軽く脇腹につけます。ひじから先を前から後ろにくるくる回します。肩甲骨が動くのを感じながら数回続けましょう。
針の糸通しのポーズ
①四つ這いの姿勢になり、肩の真下に手首、お尻の真下に膝がくるようにして、両膝の間はこぶしひとつ分開きます。息を吸いながら右手を天井方向にまっすぐ伸ばします。左手で床をしっかり押しながら、右手をできるだけ高く上げましょう。
②息を吐きながら右手を左脇の下へ滑りこませ、右の肩とこめかみを床へつきます。左手で床を押しながら胸を左側へ開き、右の肩甲骨の内側を伸ばします。反対側も同様に行いましょう。
※余裕がある場合は、右の肩をさらに内側へ入れると伸びを深められます。
③正座の状態に戻り、背中の後ろで両手の指を絡め、ひじを伸ばしながら伸びをします。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く