掃除するとき、前屈みになっていない?日常生活でやってはいけないNG姿勢と意識すべき3つのポイント

 掃除するとき、前屈みになっていない?日常生活でやってはいけないNG姿勢と意識すべき3つのポイント
Adobe Stock

日頃の習慣やクセによって体は変化すると分かっていても、自分の習慣やクセに気付くのは難しいですよね。今回は日常生活でついやりがちな姿のNGな点と改善点をご紹介します。

広告

普段の姿勢と意識があなたの体を作る

日々、仕事や家事に追われている方にとって、自分の体のためにトレーニングやヨガをする時間を確保するのは難しいですよね。自分の体は変えたいけれど、トレーニングを継続する時間がない…きっとそんな方は多いと思います。

普段行っていることから意識を変える

トレーニングに時間を作れないなら、普段行っている日常の動作から意識を変えるクセを持ってみてはいかがでしょうか?

今回は日常の動作の掃除機をかける時に注目。掃除は、ルーティーンとして何気なく動いている時間ですが意外と多くの時間を使っていますよね。その時、どんなことを意識をすると良いのかご紹介します。

こんな姿になっていませんか?

掃除機をかける時ついつい猫背姿勢で行っていないでしょうか。

猫背
photo by KogaNatsumi

掃除中はごみが他に落ちていないか床を見るためにどうしても猫背になりやすいですが、これはNGです!猫背と聞くと座っているもしくは立っている時ばかりを想像してしまいますが、実は日常の動作の中でもクセづいてしまうのです。

猫背姿勢になると自然と頭も前に出やすくなり、現代人に多いストレートネックになります。猫背姿勢・ストレートネックが続くと、慢性的な肩こり首こりが起きやすくなりますし、頭痛も起きやすくなると言われています。

背中が丸まり胸が縮こまることによって、呼吸が浅くなりイライラしやすくなる可能性も出てくるでしょう。また、下着の脇部分からはみ出る通称「脇肉」も、実は猫背姿勢の方に付きやすいです。

ではどうしたらいいの?掃除の時に意識すること

でも「どこをどう意識すべき?」となりますよね。ここからは意識して欲しい3つのポイントをご紹介します。

猫背
photo by KogaNatsumi

1)目線は真下ではなく、斜め前を意識する

2)肩の力を抜いて、肩甲骨を背骨に引き寄せようとする

3)誰に見られているわけではないけれど、背筋をシャキっと伸ばす

この3つを意識しながら掃除機でお部屋を掃除してみてください。これだけでも体の感覚が変わってきます。最初から3つすべて意識出来れば最高ですが、なかなかそうはいかない場合もあるでしょう。その場合はできるところからで十分です。

今までは仕方なく行っていた家事も、自分の体を変えるきっかけの1つとなると思うと少しポジティブに変わるのではないでしょうか?掃除の時の姿勢を意識しただけで、今抱えている不調が緩和されるわけではないですが、これから出てくる可能性があった不調は防ぐきっかけになります。

ヨガやトレーニングなどをする時間はないけれど何かしたいという方は、ぜひ明日のお掃除タイムから意識してみてくださいね!

広告

AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

猫背
猫背