【5分でできるヨガ】背骨の動きと呼吸で行うメンタルケア5つの簡単椅子ヨガ
4月から新たな環境で仕事を始めた人、大きく変わらなくても、生活サイクルに多少の変化があった人は、そろそろ、疲れやストレスが溜まってきた頃ではないでしょうか?今回は、たった5分!メンタルケアに効果的な椅子ヨガのご紹介です。椅子に座って行うので、運動が苦手な人にもおすすめ!誰でも手軽に始められますよ!
椅子ヨガの効果
ヨガ=マットの上で行うイメージが強いかもしれませんが、実はあぐらや正座、脚を伸ばして座る姿勢が苦手な人は意外と多いものです。特に、股関節やその周辺の筋肉が固まっていると、骨盤を立てにくく、腰や背中が丸くなりがち。姿勢を整える段階からつらい…。そう感じる人も少なくありません。でも、そんな人でも楽にできるのが椅子ヨガです。椅子に座ることで背骨が伸びやすく、上半身をまっすぐに保てるようになります。背骨が動かしやすくなるので、ストレスで乱れがちな自律神経のバランスを整える効果も!椅子ヨガは、マットで行うより楽なのに、同様の、もしくはそれ以上の効果を得られる優秀なヨガなのです。
メンタルを整える5つの椅子ヨガ
背骨をしなやかに動かすことで自律神経のバランスを整える、簡単椅子ヨガの紹介です。基本的な5つの動きをゆったりした呼吸と共に行います。安定した椅子を用意して、楽に座った状態からスタート!すべての動きを無理のない範囲で行います。
1伸ばす
吸う息で両手を天井方向へ引き上げ、背骨を伸ばす。そのまま呼吸を繰り返す。
2前屈する
両手を椅子の縁や座面に添え、吸う息で背骨を伸ばす。吐く息で背骨を伸ばしたまま、股関節から折るように前に体を傾ける。そこで呼吸を繰り返す。
3捻る
右を上にして脚を組んで座る。吸う息で背骨を伸ばし、吐きながら左に捻る。そこで呼吸を繰り返す。脚を入れ替えて同様に行う。
4後屈する
両手を背中の後ろ、または背もたれの後ろで組む。吸う息で胸を開き、息を吐きながら腕を後ろに伸ばして胸を張る。軽く後ろに反らせて呼吸繰り返す。
5緩める
膝の間に体を落とすように、息を吐きながら体を前に倒す。肘と肘を抱えてだら~んとぶら下がり、背骨を緩めてゆっくり呼吸を繰り返す。
最後に
今回は、メンタルケアに効果的な、体にも心にも優しい椅子ヨガを紹介しました。たった5分あればできる簡単なヨガです。疲れやストレスに気づいた時には、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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