冬の間に体に溜まった老廃物を排出しやすく|座ったまま・寝たままでできる3つのヨガポーズ
おすすめヨガポーズ
スフィンクスのポーズ
腎経と膀胱経がともに刺激されます。後屈されているので腎臓もやさしく刺激されます。
やり方:
1. うつ伏せになって両脚を伸ばし、足は腰幅程度に開く。太もも前面をきちんと床につける。
2. 肘が肩の真下にくるように前腕をつき、両手と両肘は肩幅に保つ。
3. 息を吸いながらゆっくりと上体を起こし、手のひらと前腕で床を押し続けて肩を耳から遠ざけて首を長く保つ。
4. 終わったらゆっくりとうつ伏せに戻り、顔を横に向けて少し休む。
座位の前屈
上半身が完全に倒れなくても大丈夫です。ブランケット、クッション、ボルスターなどを使って体を楽に前傾して体の後面(背中・脚の裏側)を伸ばして膀胱経を刺激します。
やり方:
1. 折りたたんだブランケットや硬めのクッションの上に脚を伸ばして座る。
2. 伸ばした脚の上にクッションなどを置き、上半身を倒した時に額をその上に乗せる。
3. 後面の伸びを感じながら数呼吸ポーズをホールドする。
ワニのポーズ
仰向けで体をねじることで腎経と膀胱系が刺激されます。
やり方:
1. 両脚を伸ばして仰向けになって、両手で右膝を胸の方へ引き寄せる。
2. 左手を添えて右膝を左側に倒し、右腕を肩の高さで右側に伸ばし、肩が床から浮きすぎないように気をつける。
3. 首が大丈夫そうなら顔を右側に倒して目線を右手の指先の方へ向けてポーズをホールド。
4. 反対側も同様に行う。
体内の水分循環を促すために、これらのポーズをする前後に水(または白湯)を飲むのもおすすめです。経絡の流れをイメージしながらゆったりとポーズをとってみましょう。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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