【股関節の可動性を高めるヨガの練習法】股関節を開き、心を解放しよう

 【股関節の可動性を高めるヨガの練習法】股関節を開き、心を解放しよう
Renee Choi Brien Hollowell
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5. ウパヴィシュタコーナーサナのバリエーション(座った開脚のポーズ)

床に座って開脚し、頭頂部を引き上げる。右足首の内側にブロックの長辺を当てる。右脚を挟んで左右の手を床に下ろす。胴体をねじって軽く前屈し、胴体が右脚の上にくるようにする(ここからの動きは前屈が深いほど難しくなる)。右足をブロックより高く上げて、元の位置に戻す。この上げ下げの動きをゆっくり注意深く5~10回繰り返したら、反対側も同様に行う。この運動によって、腰筋と下腹部の筋群が強化されて、股関節の可動性が高まる。

股関節を開こう、心を解放しよう
5. ウパヴィシュタコーナーサナのバリエーション(座った開脚のポーズ)

6. バッダコナーサナ(合せきのポーズ)

床に座り、足裏を合わせて膝を左右に開く。かかとを骨盤のほうに引き寄せ、足裏を離して、その間にブロックを2つ置く。ブロックの高さと幅は自分で決める。前屈して、頭と首をブロックのほうに解放する。体を前方に伸ばして、指先を床に下ろす。足でブロックを押して、腰と太腿の内側を働かせる。さらに支えが必要であれば、別のブロックを重ねてもよい。5~10回呼吸する間ホールドする。

股関節を開こう、心を解放しよう
6. バッダコナーサナ(合せきのポーズ)

7. 足首を膝に重ねるポーズ

脚を組んでスカーサナ(安楽座)で座り、頭頂部を引き上げる。下の脚のすねをマットと平行にする。上の脚の膝を下の脚の足首の上に重ねる。膝が足首の上にのらない場合は、ブロックを間に挟んで隙間を埋める。膝に痛みなどを感じる場合は、下の膝の前にブロックを置いて、そこに上の足の甲をのせる。こうすれば膝を圧迫せずに、腰、太腿の外側、ハムストリングス、鼠蹊部がよく伸びる。さらに、ここから前屈して、腰とハムストリングスの伸びを深めてもよい。5~10回呼吸する間ホールドしたら、反対側も同様に行う。

股関節を開こう、心を解放しよう
7. 足首を膝に重ねるポーズ
股関節を開こう、心を解放しよう
膝に痛みなどを感じる場合は、下の膝の前にブロックを置いて、そこに上の足の甲をのせる

指導&モデル●ジェニー・クライゼは、2012年からニューヨークを拠点にヨガを指導している。『Blockasanas』の著者。同著はjennyclise.comで購入できる。

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by Jenny Clise
photos by Renee Choi Brien Hollowell
translation by Setsuko Mori
yoga Journal日本版Vol.78掲載

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ヨガジャーナル日本版編集部

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