【ヨガで腰痛に?】腰を痛めるポーズのとり方をしていない?チェックしておきたい3つのポーズ

 【ヨガで腰痛に?】腰を痛めるポーズのとり方をしていない?チェックしておきたい3つのポーズ
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ヨガのポーズで腰痛が緩和されることもあれば、残念ながら腰痛を引き起こしてしまうことも。腰痛の原因になってしまうポーズの取り方をしていないか、チェックしてみましょう。

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後屈のポーズ

コブラのポーズや上向きの犬のポーズといった後屈のポーズで腰を痛める原因でよくあるのは腰の一か所から腰を反らせようとすることです。後屈という言葉で腰を反らせることばかりをイメージしがちで見た目はそうかもしれませんが、実際は胸を開きながら行うことを知っておきましょう。ポーズをとる時に腰でなく胸に意識を向けることでも体の動かし方が変わってきます。

後屈
上向きの犬のポーズ / Photo by Yoga Journal US

猫背など姿勢の悪さが気になる人は胸の縮こまりが原因で後屈がしづらいこともあるので、背中で指を組んで握りこぶしを後ろに引きながら軽く胸を引き上げたり、タオルなどを使って牛の顔のポーズ(ゴムカーサナ)もしてみると良いでしょう。

胸を開く
Photo by Yoga Journal US

プランク(板のポーズ)

頭頂からかかとまで斜め一直線を描くはずのプランクですが、腹筋が弱い、腕が疲れて両手でマットを押しきれないなどの理由で体を支えられなくなるとお尻とお腹がだらりと下がってきます。この状態も後屈の時と同じように腰椎に負担がかかり腰を痛める原因になっています。

プランクNG
プランクNG例

脚を伸ばすことにこだわらず、膝や前腕を床におろして体幹を意識して使うところから始めていきましょう。できているつもりでも実際はお腹が下がっていることがあるので鏡などでチェックすることをおすすめします。

プランク軽減法
Photo by Yoga Journal US
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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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後屈
胸を開く
プランクNG
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立位の前屈NG
前屈