ガチガチ肩・ツラ~い肩こりに効果抜群!たった1分でほぐれる【肩甲骨はがしヨガ】
現代人の多くが抱えているという”肩こり”。レッスンの際にも生徒さんに体の不調を伺うと、肩こりと答える方が半数以上いらっしゃいます。肩こりを放っておくと頭痛や目の疲れに繋がったり、痛みを通り越して肩こりに気がつかないという事態に!たった1分でできるつらい肩こりに効果抜群のヨガメゾットをお伝えます。
肩こり度チェック
まずはみなさんの肩こりの度合いをチェックしてみましょう!
〈やり方〉
①真っ直ぐな姿勢で足を揃えて立ち、両手を前に伸ばします
②肘を90度に曲げ、肘同士をくっつけます
③肘同士を離さずに腕を上に持ち上げます
④肘が持ち上がった範囲でチェックしましょう
⇩
✔︎肘が唇の高さまで上がる→軽度の肩こり
✔︎肘が顎の高さまで上がらない→重度の肩こり
肩こりの原因は?
肩こりの主な原因は肩甲骨周辺の筋肉が何らかの要因で血行不良に陥るというメカニズムからくるものと言われています。
その要因は普段の私生活からくるものがほとんどです。例えば長時間のデスクワークや、スマートフォン操作などしていると、自然と頭が肩よりも前に出やすく、肩が前に入りやすい猫背の姿勢になりますよね。猫背の姿勢でいることで、本来、背中側の肋骨の上にあり肋骨の上を滑るように動いている肩甲骨は、外側に広がった状態で固まってしまい、肩甲骨周りの筋肉は血行不良に。
人間の頭の重さは体重の1/10あると言われています。(体重が50キロの人は約5キロです)ボーリングの球くらいある頭の重さを首や肩が支えているわけですが、頭を30度傾けると、頭の重さの3倍以上に、60度傾けると6倍もの重さにもなる負担が首や肩周りの筋肉にかかるのです。
また、普段ストレスを感じやすい方や、緊張状態が続いていると肩周りに力が入りやすくなるので肩甲骨周辺の筋肉が固まりやすく血行不良に繋がります。それに体がストレスや緊張を感じている時は呼吸も浅く短くなります。呼吸が浅く短いと血液循環が滞り、身体中にスムーズに酸素が行き届きません。
運動不足の人や、冷え性の人、筋肉量の少ない痩せすぎの人も血行不良になりやすく、肩こりになりやすいと言えます。
つらい肩こりに効果抜群!肩甲骨をほぐす1分ヨガ
〈やり方〉
①楽な姿勢で座ります
②吸いながら左手を持ち上げ、吐いて右へ倒します
③右手を頭の後ろに置き、胸を開きます
④吐きながら背中を丸めます
⑤吸いながら胸を開きます
⑥ ④、⑤を3〜5回繰り返します
⑦反対も同様に行いましょう
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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