ヨガニードラセラピストのわたしが考えるヨガニードラを毎日練習する5つのメリット
疲労回復
いつもは出不精のわたしが、ちょっとした用事やお友達とランチにでかけたりすると、とてつもなく疲れます。そんな時にも、ヨガニードラの練習が助けてくれます。外出先から帰宅して、手洗いうがいをして、楽な部屋着に着替えたら、まず最初にすることが、リビングに大の字になってヨガニードラをすること。
普段とは違った環境下で刺激を受けた自分自身にリラックスの時間を作ってあげることは、その後のわたしの生産性や家族に対して優しくできるか否かに関わってきます。
これもまた、自律神経が深く関係しています。自律神経は意志の力では及ばない、体の機能も司っていると言われています。具体的には、発汗などの生理現象、免疫などと密接な関係。
ヨガニードラで自律神経を整えることで、人が元来備えている自然治癒力や修復機能といった免疫力を改善することも期待できます。
その他にも精神面においても似たような働きがあり、ヨガニードラを行えばストレスが軽減されていきます。
睡眠の質が向上する
産後睡眠不足だったり、夜中目覚めて中々その後眠りにつけなかった時にもヨガニードラが役立ちました。
ヨガニードラ=”睡眠効果!”と言われるほど、睡眠問題を抱えている人たちに愛されるヨガの一つですが、その秘密がヨガニードラの練習中におこる、”まどろみ”です。
まどろみの状態では、前に少し触れた脳波がアルファ波とシータ波という状態になります。脳波の動きがゆっくりとなり、体がリラックスした状態へ進みます。わたしたちが日中に活動している間は、思考が活発に動いている状態なのでアルファ波とシータ波は出現しません。一方で、熟睡中にも出現しません。つまり、ヨガニードラ(または瞑想)などの練習中にしか、まどろみ状態にわたしたちはなれないんですね。
睡眠の質を上げるためには体や心の緊張を解放することが重要。そしてこうした緊張を手放すためにはこのまどろみで味わうことができる脳波がとても重要です。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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