【老廃物を流す】むくみ解消には「壁」!リンパの滞りを改善する"足の付け根"ストレッチ
長時間座ったあとに足の冷えやむくみ、重だるさを感じるのは、鼠径部(太ももの付け根)が圧迫されてリンパの流れが滞ることも原因です。難易度を選べる壁を使ったストレッチで鼠径部のつまりを解消していきましょう!
体内の老廃物を回収して体の外に出す役割をするリンパ液は全身をめぐっていますが、鼠経部は全身の中でリンパの流れが集中する場所のひとつです。壁の助けを借りて効果的にストレッチしましょう!
膝をついたローランジ
膝をおろして負荷を軽くする方法から始めてみましょう。
やり方:
1. 壁を背にして四つん這いになり、右足を両手の間に踏み出し、左足のつま先を立ててかかとを壁につける。
2. 上半身が不安定に感じる場合はブロックなどに手を乗せ、背中が丸くならないように注意する。
3. かかとで壁を押しながら数回呼吸を続け、終わったら反対側も同様に行う。
ハイランジ
膝をついたローランジからもう少し頑張れそうならチャレンジ!
やり方:
1. 壁を背にして足を腰幅に開いて立つ。右膝を曲げて左脚を後ろに下げ、左足のかかとを壁につける。
2. かかとで壁を押しながら右足の位置を調節し、鼠径部のちょうど良い伸びを感じられる場所を探す。
3. 手は前の太ももの上にそえるか、両腕を頭上に伸ばす。
4. 左足のかかとで壁を、右の足の裏で床をしっかりと捉え、呼吸を続けてポーズをキープ。終わったら反対側も同様に行う。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く