【瞑想あるある】「気が散る」「じっとしていられない」よくあるつまずきポイント、どうしたら?
心の平穏を保ちたい、ストレスを軽減したいと瞑想を始めてみたけれどうまくできない、効果を得られるのかな…と感じたことはありませんか?瞑想でよくあるつまずきポイントと解決方法をあげてみます。ご自分にあてはまるものはありますか?
心を無にできるようになるの?
瞑想は心を無にすること、頭の中を空っぽにすること…と聞いたことがあるかもしれません。しかし「心を無にしよう」と思うことですでに心が無ではなくなり、無にしようとすればするほどそれができずに苛立ちを感じてしまうこともあります。難しく考えずに、ほんの少しの間静かに過ごす時間と捉えてみると良いでしょう。
気が散ってしまう…
静かに過ごし始めると色々な感情や思考が頭の中を駆け巡って気が散ることがあるでしょう。瞑想前に起こったこと、瞑想が終わってからのこと、家族のこと、仕事のこと、一度何かが思い浮かぶと次から次へと話が展開して、いつの間にか「目を閉じて考え事をしている時間」になっていることも。
まず覚えておきたいのは、こうしたことが起こるのはごく普通であること。こんなに考えが浮かぶのは瞑想ができない証拠…と思う必要はありません。「あ、今何かが思い浮かんだ」とその事実に気づいて(認めて)そこで終わりにし、それ以上話を展開させないようにします。
そして、頭の中が忙しくなってきたと感じたら今している自分の呼吸により意識を向けましょう。吸う息と吐く息のリズムを丁寧に観察している時は、過去を思い出したり未来を考える自分ではなく「今ここにいる」自分になれます。
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AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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