心にも脳にもうれしい効果が|注目のオンライングループデッサン会とマインドフルネスとの共通点
手を動かして集中して絵を描くことって脳にとってもいいことだらけ!「マインドフル」に楽しめるオンラインのデッサン会の体験レポートです。
「マインドフル」という言葉は「今、この瞬間を大切にすること」という意味です。マインドフルな生き方により、ストレスが軽減されたり、集中力が改善されたりする効果があることがわかり、現在この「マインドフル」という言葉が注目されています。
マインドフルになるためには瞑想やヨガをしなくてはいけないと思うかもしれませんが、瞑想やヨガに限らず、さまざまなことをこのマインドフルに当てはめて行うことができます。
今回はマインドフルネスな活動のひとつとして、オンラインでデッサンを学ぶピリカアートスクール主催のオンラインデッサン会に参加してみました。
毎月開催のオンラインデッサン会
毎月開催オンラインデッサン会は2020年10月からスタートし、現在まで約100名の方が参加している人気のデッサン会。日本全国はもちろん海外からも参加されており、年齢も中学生から70代まで。趣味で絵を書いている方、デザインのお仕事をされている方、美術系の学校の試験対策として参加される方、それぞれみなさんデッサンを学ぶ目的は様々です。デッサンに入る前に、どんな目的でデッサンを学んでいるか、どこに住んでいるかなど一人一人が簡単な自己紹介をします。
まずはウォーミングアップからスタート
ヨガのクラスもいきなりハードなポーズに入らないのと同じように、デッサン会もウォーミングアップから始めていきます。最初は1分という短い時間でモチーフ(対象物)を書いていくので、細かいところを見ていては全然形がとれません。短い時間なので集中力と全体を捉える力が必要です。全体を見ながらモチーフの特徴を捉えて書いていきます。
この短い時間を使って対象物を捉えるデッサンは「右脳ドローイングトレーニング」と呼ばれています。短い時間で描くことによって、理論的思考を司る左脳に考える時間を与えず、右脳の「見る」「描く」ということに集中します。それを繰り返すことで「集中力」が飛躍的に鍛えられます。
いよいよデッサンスタート
ウォーミングアップが終わったら、写真のモチーフを見ながら残りの時間(約45分)ほどかけてひとつのモチーフを書いていきます。
途中半分くらい時間が過ぎたところで一旦先生にアドバイスをもらえるのも、このデッサン会のいいところ。後半の残り時間でどのようにモチーフを描き進めていけばいいかの道しるべがもらえます。
初めて参加の方やデッサンが苦手な方は、先生の手元を映したカメラで先生の描き方をみているだけでもOK!
時間が来たら手元の自分の絵を先生にみてもらい、ここで再びアドバイスをもらいます。他の参加者の作品も見られるので新しい発想が生まれたりもします。時間内に仕上げる必要はなく、後からモチーフの写真が送られてくるので、自分でさらに描き込んでいってもOKです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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