ヨガとEDの関係:ヨガはバイアグラの代わりになるのか?

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ヨガとEDの関係:ヨガはバイアグラの代わりになるのか?

喫煙、飲酒、高血圧、高コレステロール、心臓疾患、糖尿病など、動脈に悪影響を及ぼしたり、男性器への血流を妨げたりすることはすべて、EDの一因になる可能性がある。また、研究では、ヨガが体に及ぼすよい影響が、一部のEDリスク要因を低下させるのに特に役立つことが示されている。インド医師協会の『Journal of the Association of Physicians of India(2000年48号)』に発表されたある研究では、狭心症(激しい運動をすると胸部に痛みを感じる心臓疾患)のある男性42人に心臓によい食事を取らせ、穏やかな有酸素運動とヨガを行わせたところ、1年後には、ヨガを行ったグループでは対照群に比べて有意に、狭心症の発作、コレステロール、体重のいずれもが低下したことがわかった。また、医学雑誌『Lancet』 と『Diabetes Research in Clinical Practice』に発表された研究では、ヨガは高血圧と糖尿病の治療に役立つことが示されている。

「私が知る限り、ヨガがEDの予防と治療に直接役立つことを示す研究結果は存在しません」こう話すのは、『Sexual Fitness』(Putnam, 2001)の著者でありアシュタンガヨガを実践している医学博士ハンク・ウーだ。「ただ、確かにありえないことではありません。ヨガによって深いリラックスがもたらされ、心臓血管の状態がよくなります。どちらの作用も、性に関する健康状態を明らかに改善します」

では、どのポーズがEDに特に効果的なのだろう。サンフランシスコでヨガを指導しているジェイソン・クランデルは、集中力とエネルギーを高め、骨盤周辺への血流を増やすと考えられるアーサナを勧めている。

たとえば、ウッターナーサナ(立位前屈)、バッダコナーサナ(合せきのポーズ)、ジャーヌシルシャーサナ(頭を膝につけるポーズ)などだ。また、ウーはパートナーと一緒にヨガをすることを提案し、次のように話している。「ヨガによってリラックスできて性に関する健康状態が改善されることに加えて、ふたりの結びつきも強まります。それによって、愛情表現や性的な交わりによい影響がもたらされるのです」

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Text by Michael Castleman
Translated by Setsuko Mori

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