背中に現れた張りや痛みは体からのサイン!ストレスの溜まった背中を緩めるヨガポーズ
最近、背中がガチガチ…凝りや痛みでつらい…そう感じることはありませんか?ガチガチ背中は、肩や腰の痛みと同様に、運動不足や姿勢が原因と言われていますが、マッサージやストレッチでほぐしても、なかなか改善されない場合もあります。どうやら背中の痛みは、動かない事だけではなく、そのほかにも原因があるようです…。痛みの原因を探ると共に、痛みを和らげるヨガポーズを紹介します!
背中の張り・痛みの原因
特に思い当たるケガや病気がない場合、背中の張りや痛みの原因の多くは、筋肉の緊張によるものと考えられています。本来、背骨はなめらかな伸び縮みをしてバランスを保っています。しかし、背中やその奥にある背骨を支える筋肉が縮んだ状態で固まると、背骨の動きは鈍くなります。その結果、硬くなった背中を急に動かそうとすると痛みが出てしまうのです。同じ姿勢が続いたせい…そう思われがちですが、実はストレスでも筋肉は緊張し硬くなります。背中には大きな筋肉があり、緊張の範囲も広く、影響をモロに受けやすいのです。
ストレスで背中の張りや痛みがおきるのはなぜ?
体や心にストレスがかかることで、背中の張りや痛みが起きるのはなぜでしょうか?2種類の神経の働きに原因があると言われています。
1.自律神経の働きによる原因
背骨の周辺には、自律神経が通っています。ストレスがたまると、自律神経の中の交感神経が過剰に反応し、血管が収縮することで血行不良が起こります。更にリンパの流れを滞らせ、その悪循環が、背中の筋肉の張りや痛みとなって出てくるのです。
2.運動神経の働きによる原因
ストレスを感じた脳は、その情報を、脳脊髄神経を経由して運動神経にも伝達します。情報を受けた運動神経は、筋肉を緊張させ、その結果、自律神経に与える影響と同様の状態に…。血液の巡りを悪くさせ、凝りや痛みを更に悪化させていくのです。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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