背中に現れた張りや痛みは体からのサイン!ストレスの溜まった背中を緩めるヨガポーズ
背中を緩めて緊張を解く陰ヨガポーズ:バタフライポーズ
ストレスで緊張した背骨周りの筋肉をほぐすには、背中全体を緩めてリラックスさせる必要があります。今回は座って行うバタフライポーズを紹介します。ガチガチに固まった背中にじっくりアプローチしていく陰ヨガのポーズです。
やり方
1.脚の裏と裏をつけ、かかとの位置を少しお尻から離した、ひし形の形(がっせき)で座る
2.息を吐き、骨盤を後ろに傾け、背中を丸める
3.背中を丸めたまま、おでこを足元に下ろすイメージで前屈する
4.肩の力が抜けるところに腕をおろし、呼吸を深めてポーズをキープする
ポイント
背骨に丸みを残したまま、股関節を圧迫しすぎないように、腰にスペースを作って前屈します。背骨の柔軟性が十分でない人や、力みが取れない場合は、おでこの下にブロックを入れるか、お腹や胸にクッションを抱えて身を委ねてもOK。体の自然な重みを利用しながら深めます。3分から5分を目安に、じっくり時間をかけて行う陰ヨガのポーズです。ポーズをとりながら自分と向き合い解放した時にはその余韻も楽しみましょう。
背中に現れた張りや痛みは体からのサイン
ストレスは誰にでもあるもの。適度なストレスは私たちに強さを与えてくれることもあり、決して悪いものではありません。どちらかと言えば成長や活性化のために必要とも言えます。でも、自分で気づかないようなストレスは、溜まると過剰な負荷となり、体や心の健康に悪影響を及ぼすことも…。背中に現れた張りや痛みは、体からのサインです。体からの声を聞き逃さないようにしましょう。ストレスが溜まりやすい背中を緩め、自分を大切にしてあげてくださいね!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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