不安やストレスを感じている時のヨガ|自分の「内側」をより意識するために心がけたいこと
首都圏の緊急事態宣言の発令など、まだ先行きの見えない状況が続いています。多少なりとも抱えている不安やストレスを少しでも抑えるために、ヨガではどんなことを心がけたら良いでしょうか?
不安やストレスを感じている時は、まだ起こっていない未来のことを想像したり、過去を思い出してあれこれ考えて「心ここにあらず」になりがちです。また、問題解決のために外からの情報を求めて一喜一憂したりなどでも意識は外側に。周りの状況に左右されず常に自分の内側に意識を向けられるよう、次にあげるポイントを心がけてヨガをしてみましょう。
小さなこと、基本的なことから丁寧に
ヨガのポーズを練習していると、もう少し体を開きたい、ねじりたい、柔軟に動かしたい…といったに目に見える動き(見た目、外側)に意識を向くことが多くありませんか?そのように体を動かせることはもちろん良いことですが、それよりも前に、もっと小さなところ、基本的なところから意識を向けることも大切です。
座位のポーズでは、ポーズに入る前に左右の座骨が均等にマットに乗っているか、立位のポーズでは足の裏でしっかりとマットを踏んでいるか、頭頂まで姿勢が整っているかなどの基本的なポイントをきちんと意識することで、自分の内側に目を向けることができます。
心地良さを優先させる
木のポーズではバランスが取りづらいけれど足の裏を太ももにつけないと…プランクのポーズでは手首に負担を感じるけれど膝を床から上げた方がいいかな…など「こうあるべき」を優先してポーズをとってしまうこともありがちです。けれども、ヨガのポーズは形を作ることが目的ではなく、ヨガの経典「ヨーガスートラ」ではポーズについて「快適で安定したものでなければならない」と述べられています。この体の動かし方、使い方で心地よいかな?無理をしていないかな?と自分に問いかけることを忘れないようにしましょう。
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