人気ヨガ講師たちの【ごはん哲学】体と心を軽くする食べ方とおすすめレシピ

Sayaka Ono

人気ヨガ講師たちの【ごはん哲学】体と心を軽くする食べ方とおすすめレシピ

食にはその人の哲学が表れます。マットを下りた後の普段の生活の中でもヨガを実践している先生たちは、食に対してどのような考えを持っているのでしょうか。そこには、私たちが“ヨガ的に生きる”ためのヒントがありました。

「ペスカタリアンというより、サスティナブルで心地よい私なりの食事に行きつきました」芦沢さゆり先生

 「ヴィーガン、マクロビなどを経て、今は野菜中心で、たまに魚介類を食べる一応ペスカタリアンです。でも、〝今の自分に心地いいのは?〞と考えて行き着いたのがこのスタイルなので、厳密な意味では違うかも(笑)」と芦沢先生。畜産業の現状を知るとともに瞑想が深まるにつれ、肉や乳製品、卵を「食べない、選ばない」という選択しかなくなったそう。

「これは〝今の私にとっては〞ということなので、誰かに強いるものではありません。こうした考えは、ヨガの自己練習にも変化をもたらしました。以前は毎朝、アシュタンガヨガのフルプライマリーを半ば義務のように練習していましたが、今は瞑想に加え、体調によってはハーフプライマリーや太陽礼拝で終えることも。ヨガも食も人生をよりよくするツールでしかないので、それが目的になるのは少し違う気がしています」

芦沢先生の食【4つのルール】

1.添加物を過剰にとらない 
食材はなるべく自然の状態に近いものがベスト。添加物が少ない食材や調味料を、行きつけの自然食料品店で購入している。
2.どこで採れたものかチェックする

産地だけでなく、その食材がどのように生産されたかも「食べたいものか、そうでないものか」の基準になるため、気をつけている。
3.新鮮かどうかを見る

アーユルヴェーダでも推奨されているとおり、なるべく新鮮なものをチョイス。特に野菜は皮ごと食べることもあるので鮮度が重要に
4.油にはこだわる

「普段使いの油は、米油やオリーブオイル、太白ごま油などの質の良いものを。それだけで料理がおいしくなります」。精製油は使わない。

ある日の食日記

朝)朝は食べない日も
朝はごく軽く。この日は豆乳ヨーグルトにカカオニブ、レーズンを加え、メープルシロップを。

人気ヨガ講師に聞いたヨガが深まる食時間①
photo by  Sayaka Ono

昼)その時食べたいものを
「朝、抜くこともあるので、昼は好きなものを食べています」。この日は2種類のカレー。

人気ヨガ講師に聞いたヨガが深まる食時間①
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夜)翌日体が重くならないものを
翌日のことを考え、食べ方や量に気を配っている。この日は秋鮭となすのねぎソースがけ。

人気ヨガ講師に聞いたヨガが深まる食時間①
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芦沢先生のおすすめレシピ①【ヴィーガン麻婆豆腐】

しょうがと豆板醤のピリリとした辛味で体が温まる一品。ひき肉のかわりに刻んだしめじを入れることでボリュームが出て、ヴィーガンでない人も満足できるおかずに。ご飯が進みます。

材料(2人分)
しめじ ........1パック 長ねぎ .......1本 しょうが ......1かけ 
にんにく .....1かけ 木綿豆腐(絹でも) ......1丁 太白ごま油 ......適量 
豆板醤 ......小さじ1 しょうゆ ......小さじ1 みそ ......大さじ1 
片栗粉 ......小さじ2(小さじ2の水で溶いて水溶き片栗粉にする)
【つくり方】

❶しめじは石づきを取り、野菜類は皮付きのものは皮をむいて、すべてみじん切りにする。豆腐は水を切っておく。
❷フライパンを弱火で熱し、温まったらごま油を入れてねぎ、しょうが、にんにくを炒める。香りが立ってきたらしめじを入れてサッと混ぜ合わせ、そこに豆板醤を加えてさらに炒める。
❸全体に火が通ったら、水 100㎖、しょうゆ、みそを入れて中火にし、ひと煮立ちさせる。
❹3に豆腐をそのまま入れて、木べらで大きく崩しながら混ぜ合わせる。
❺豆腐が温まったら火を止めて、水溶き片栗粉を加えて全体を混ぜ、とろみをつける。再び火にかけてひと煮立ちさせてから器に盛り、あればねぎの青い部分(分量外)をみじん切りにして散らす。 

芦沢先生のおすすめレシピ②【きのことひじきの炊き込みご飯】

秋から冬はきのこがおいしい季節。たっぷりとることで体が温まり、内側から乾燥を緩和してくれるように感じられるので、ご飯やおかずに加えて積極的にとるように。

材料(3~4人分)
白米 ......1合 もち米 ......1合 乾燥ひじき ......ひとつかみ 
きのこ類(まいたけ、しめじなど)......100g 油あげ ......1枚 太白ごま油 ......適量 
めんつゆ(2倍濃縮)......大さじ1 オイスターソース ......大さじ2 焙煎ごま油 ......少々
【つくり方】

❶白米ともち米をボウルに入れて軽く研ぎ、水に 30分以上浸けてからざるに上げて水けを切る。ひじきは表示に従って戻しておく。きのこ類は石づきを取ってみじん切りに、油あげは細めの短冊切りにする。
❷フライパンを中火で熱し、太白ごま油を多めに入れ、温まったらきのこ類を入れる(あまり混ぜ合わせたりせず、焼くように炒める)。香りが立って全体に火が通ったら火を止めて、水 360㎖、めんつゆ、オイスターソースを加えて混ぜ合わせる。
❸炊飯器に1の米、ひじき、油揚げ、2を水分ごと入れる。焙煎ごま油を回しかけ、通常どおりに炊飯する。炊き上がったら全体をさっくり混ぜて器に盛る。 

人気ヨガ講師に聞いたヨガが深まる食時間①
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芦沢先生のおすすめヨガ後フード【蒸しかぼちゃ】

ヨガの後はお腹にたまりながらも消化しやすい、温かいものをとって。秋冬はふかしたかぼちゃやさつまいも、じゃがいもがベスト。野菜たっぷりの味噌汁もおすすめです。

材料(2人分)
かぼちゃ......100g 岩塩 ......少々 
【つくり方】

❶かぼちゃはよく洗い、皮付きのまま一口大に切る。
❷厚手の鍋にかぼちゃを入れ、かぶるくらいの水を入れる。そこに岩塩を振ってふたをして、中火にかけて沸騰させる。
❸沸騰したら火を弱め、かぼちゃに火が通るまで10分程度蒸す。

人気ヨガ講師に聞いたヨガが深まる食時間①
photo by  Sayaka Ono

食事のお供はデトックス効果のあるブラックライムティー

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教えてくれたのは…芦沢さゆり先生

芦沢さゆりさん
芦沢さゆり先生

2006年IYC短期集中アシュタンガヨガTTを修了。2014年リザ・ロヴィッツ氏によるリストラティブヨガTT修了。2013年 Traditional Ayurveda Japan Traditi各種講座を修了。現在はアシュタンガヨガの指導のほか、アーユルヴェーダの講座を開催。

 

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yoga Journal日本版Vol.72掲載

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