スパイスの力で脂肪燃焼!「かぼちゃのカレースープ」のレシピ【管理栄養士が教える健康スープ】
旬の食材、発酵食品…先人たちの知恵や工夫がたっぷり詰まった「和食」は、私たちを健やかな心身に導き、腸内の環境を改善することで健康やスリムな体形も叶えてくれます。食の欧米化が進んだ現代社会で、今こそ昔ながらの「和ごはん」に立ち返りませんか?一汁一菜でなくてもOK!手軽に日常の食卓に取り入れられる和風スープレシピを、管理栄養士の圓尾和紀さんが連載形式で教えてくれます。
12月に入り、冬本番。朝晩は凍えるような寒さとなってきました。カレーというと夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬こそカレーのスパイスは代謝を上げてくれる食材です。上手に活用して、冬も美味しく食べながらダイエットを成功させましょう。
カレー粉に含まれるスパイスがダイエットを助ける
カレー粉には身体を温め、脂肪燃焼を促すいくつものスパイスが含まれています。
代謝を上げるクミンや脂肪燃焼を促すチリペッパー、消化を助けてくれるコリアンダーに身体を芯から温めてくれる生姜などです。
冷えで血流が悪くなり、太りやすくなる季節こそ、カレー粉を上手に活用していきましょう。
甘味やとろみは自然のもので代用しよう
市販のカレールウの多くは食べやすくするために砂糖が使われていますが、ダイエットを考えると自然のうま味で代用したいもの。たとえばかぼちゃや白味噌を入れるとまろやかな甘味とコク、そしてとろみも出るのでカレーを作るときにおすすめです。
今回はそんな素材を活かしてつくるカレースープレシピをご紹介します。
材料(2〜3人分)
・豚薄切りロース肉 50g
・かぼちゃ 60g
・玉ねぎ 1/2コ
・舞茸 1/2パック
・水 400ml
・豆乳 100ml
・昆布 5cm
・塩 ひとつまみ
[A] 淡色味噌 大さじ1 ※一般的な茶色い味噌です
[A] 白味噌 大さじ1
[A] カレー粉 大さじ1
作り方
①水に昆布を入れ、15分置く。昆布を入れた水を火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
②かぼちゃは一口大に切る。玉ねぎはくし切りに、舞茸は手でほぐす。豚肉は2cm幅に切る。
③鍋に水大さじ3とかぼちゃ、玉ねぎ、舞茸、塩を入れ5分ほど弱火にかける。かぼちゃに火が通ったら①を入れて再び中火にかけ、ひと煮立ちしたら豚肉と[A] を加えて火にかけ、豚肉に火が通ったら弱火にし、豆乳を入れて沸騰直前で火を止める。器に盛る。
ライター/圓尾和紀
株式会社ふること代表。管理栄養士、フードコーディネーター。“伝統食の良いところを現代に取り入れる“をコンセプトに活動している。著書『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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