「9月病」「秋バテ」って知ってる?不調が出やすい秋におすすめ簡単ヨガ

 「9月病」「秋バテ」って知ってる?不調が出やすい秋におすすめ簡単ヨガ
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2020-09-05
広告

自律神経のバランスを整える簡単ヨガ

深刻な不調にならないためには基本的な生活を見直し、自身の体や心の声に耳を傾けることが大切ですが、更に、呼吸を深めるヨガを取り入れて、自分ではコントロールできない自律神経のバランスを整えてあげましょう。ポーズではなく呼吸にフォーカスしたヨガなので、経験問わず誰でもできます。ポーズを軽減しながらできるので身体が硬くても大丈夫!

やり方

1.姿勢を整えて立つ。ターダーサナ(山のポーズ)

ターダ―サナ
ターダーサナ

2.吸う息で体を伸ばし両手を空へ。体に心地よい呼吸を入れる。ウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)

ウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)
ウールドゥヴァハスターサナ

※肘は曲げても大丈夫。肩や首周りの負担を軽減し、心地よい範囲で体の前面を広げましょう。

3.吐く息で体を前に倒し背中と腰を緩める。ウッタナーサナ(立位前屈)

ウッタナーサナ(立位前屈)
ウッタナーサナ

※膝は曲げても大丈夫。深く前屈できなくてもいいので、心地よい範囲で体の背面を広げましょう。

4.吸う息で半分体を起こし、背骨を伸ばす。アルダ・ウッタナーサナ(半分の立位前屈)

アルダ・ウッタナーサナ(半分の立位前屈)
アルダ・ウッタナーサナ

※手は腿や脛など楽な位置で大丈夫。肩、肩甲骨を下ろし、背骨に呼吸とエネルギーを通しましょう。

5.吐いて3のウッタナーサナ(立位前屈)に戻り前屈する。

6.吸って2のウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)に戻り両手を空へ。

7.吐いて1のターダーサナ(山のポーズ)に戻り呼吸を整える。

以上、ヨガのポーズを入れた呼吸を深める動きです。この流れは「太陽礼拝」の一部を切り取ったもので、朝の目覚めや仕事の合間に、また、気分転換や固まった体のストレッチも兼ねていつやってもいいでしょう。背骨を動かすことで自律神経のバランスを整え、呼吸に合わせて2~3回繰り返すだけでも血行がよくなり、体も心もスッキリしますよ!

深まる秋を快適に過ごそう

9月に入ってからの過ごし方は、この先に続く秋が快適になるか否かを左右します。日照時間が段々短くなる秋は、わけもなく悲しくなるなど、どんな人でも気分に波が出やすくなる季節です。夏の疲れを残したままにしないように、また、季節の変化に振り回されないように気をつけましょう。秋が深まる頃にエネルギーが切れてしまわないように…。美しい秋の紅葉や、爽やかな秋空を満喫できますように!

ライター/須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガリストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

Instagram:@reiyoga.reikosudo

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ターダ―サナ
ウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)
ウッタナーサナ(立位前屈)
アルダ・ウッタナーサナ(半分の立位前屈)