下半身の安定感がアップ|股関節に繋がる「内転筋」を鍛えるメソッド
股関節の柔軟性に悩んでいませんか? そんな時は、まず股関節の仕組みを理解することで、思い通りに動かしやすくなりますよ。股関節の正しい情報を頭にインプットし、無理のない動きで筋肉を養っていきましょう。今回は「ハイランジ」が安定しない原因となる筋肉と、そのアプローチ法をご紹介します!
「ハイランジ」が安定しない原因
脚を前後に開いたポーズは、「股関節を内に寄せる」動きが肝心。そのために大事なのは内転筋群。中心に力を寄せる内転筋群が働かないと、下半身グラグラは解消できません。
原因:「内転筋群」が使えていない
内転筋群とは
内転筋群は脚を閉じる動きや体の中心に力を集めてバランスをとるときに活躍する。
内転筋群の鍛え方2つ
1.前後開脚で内腿を締める
大きく脚を開いたトカゲのポーズで内腿を締める練習を。足首の上に膝がくるように内腿をしぼることがコツ。
やり方
脚を大きく前後に開く。前脚が外に開かないように内腿を使って中央に寄せる。反対側も。
2.つま先&かかと立ちでバランス
かかと立ちとつま先立ちでは使われる足部の筋群が異なります。両方行って内転筋群をまんべんなく鍛え、バランス力を高めます。
やり方
1.かかと立ちで内腿を締める。
2.つま先立ちで内腿を締める。
3.前足はかかと、後ろ足はつま先立ちでピタッと止まる。反対の脚でもトライ。
POINT:両脚を開いた状態でピタッと止まることができれば、内転筋群が使えている。
2つのワークを行うと、こんなに変わる!
内転筋が使えるようになると、足を前後に開いたポーズでも下半身がぐらつかずにできる。
教えてくれたのは…鈴木修一郎先生
「ヨガハウス秦野」代表。UTLヨガインストラクター。「アンダーザライト ヨガスクール」では通常のヨガクラスのほかに、古典ヨガクラス、解剖学クラス、シニアヨガクラスを担当。
モデル…ソフィさん
モデルとして雑誌、CMなどで幅広く活躍中。日本で生まれ、高校・大学時代を父の母国・オーストラリアで過ごす。 18歳でアシュタンガヨガをはじめ、RYT200を取得。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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