医師に聞く|免疫を“落とさない”3つのヨガ的解決法【まとめ】
風邪やインフルエンザなどが流行る冬、ヘルシー&アクティブでいるためには「免疫を落とさない」ことが大切。そのメカニズムを医学博士の高尾美穂先生が詳しく解説。さらに3人のヨガ講師が、免疫を落とさないオリジナルメソッドを伝授してくれました!
ウイルスや病原体など万病のもとを退治する免疫
病気から体を守ってくれる免疫について、医学博士の高尾美穂先生に仕組みを伺いました。
「よく『免疫力』などと表現されますが、医学的には間違いで、『免疫を落とさない』が正解です。体温を上げるといいという説も、正しくは血流の促進が効果的。免疫機能は血中の白血球などが知られていますが、免疫細胞の約7割は腸に集結し、免疫グロブリンと呼ばれます。そのため腸の不調も大きく影響し、疲労や睡眠不足、生活リズムの乱れ、ストレスなども抵抗力を下げる要因です。これらは自律神経を乱し、その影響で血流も悪くなり体は冷え、自律神経は腸の働きにも直結。こうした免疫に大切な要素はすべてリンクしています。さらに朝は太陽光を浴びて一日のスタートを体に知らせ、夜は光の調節も意識してみましょう」
ヨガで血流を促し、疲れを無視せずしっかり眠るなど、自律神経を整えるメソッドを日々の習慣に!
免疫DOWN
・心身の疲れ&ストレス
・睡眠不足
・便秘や下痢
・冷え&血流の滞り
免疫を活性化
・たっぷり良質な睡眠を
・腸内環境を整える
・自律神経をバランスよく
・血の巡りをスムーズに
免疫力を落とさないヨガ的解決法
アンチエイジングで解決!
→「若返り効果も?免疫力を活性化させる3つのアプローチ」をチェック!
経絡&ツボ刺激で解決!
→「鍼灸師が提案する3つのアプローチ」をチェック!
血流促進メソッドで解決!
→「骨盤まわりの血流を促進するインナーマッスルの使い方」をチェック!
→「自律神経を整えて血流も促進!背骨ゆらしメソッド」をチェック!
教えてくれたのは…高尾美穂先生
産婦人科専門医、医学博士、スポーツドクター、Gyne Yoga主宰。東京慈恵会医科大学大学院修了後、都内病院勤務後、現在はイーク表参道副院長を務める。ヨガ指導者資格を各種取得し、ヨガや東洋医学にも精通。
教えてくれたのは…大友麻子先生
YOGA STUDIO TOKYO主宰。伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨールに感銘を受け、1995年頃から世界各地でさまざまなヨガを学び、指導を行う。ブライアン・ワイス博士に師事しヒプノセラピストとしても活動。
教えてくれたのは…佐久間涼子先生
ヨガインストラクター、鍼灸師。本場インドや日本各地でヨガを学び10年以上、ハタヨガやアシュタンガヨガなど複数の指導資格を取得。「Yogafest」出演、「True Nature」などで指導、メディア監修やモデル活動も。
教えてくれたのは…仁平美香先生
一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。月経血コントロールヨガ(子宮美人ヨガ)、産後メンテナンスヨガ、体軸ヨガ、講師養成講座などを指導し、メディア監修や著書も多数。
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