ヨガは本当にストレスに効くの?臨床心理士に聞く「ヨガのメンタルヘルス効果」とは

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ヨガは本当にストレスに効くの?臨床心理士に聞く「ヨガのメンタルヘルス効果」とは

石上友梨
石上友梨
2019-10-27

みなさんは、なぜヨガをしているのですか?リラクゼーションやストレス解消のため、健康やダイエットのため。それぞれの理由があると思います。その中でもストレス解消のためにヨガに通っている方は多い印象です。ヨガがストレスに良いという実感はあるけれど、なぜなのでしょうか?ヨガは本当にストレスに効果があるのでしょうか?今回はヨガのメンタルヘルスへの影響や、なぜヨガが効果があるのか解説します。

ヨガはメンタルヘルスにどのような効果を与えるのか?

うつ症状の改善

ヨガをするとうつ症状が軽減することが分かっています。セロトニンはうつと関係する神経伝達物質です。セロトニンが減少したり、働きが低下することで、うつ症状イライラ、睡眠障害などにつながるのではないかと考えられています。うつ病の治療薬としてよく使用されるSSRIも、「選択的セロトニン再取込阻害薬」といってセロトニンに作用するお薬になっています。

なぜ、ヨガがうつ症状に効果があるかというと、ヨガをやることでセロトニンが増加することが分かっているからです。ヨガをすることで、セロトニンが増加し、気持ちの落ち込みや、イライラなど気分が改善したり、集中力が向上する、寝つきが良くなるといった効果があります。

自律神経を整える

ヨガのアーサナによって、「自律神経のバランスを整えるポーズです」と説明を受けることがあるかと思います。自律神経とは何のことでしょうか?

自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器など身体の基本的な活動を調整するために、24時間働き続けている神経のことです。自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。例えば、日中や集中して作業をしているとき、ストレスがかかった時は交感神経が優位になります。反対に、ゆったりと過ごしている時、眠っている時は副交感神経が優位になります。交感神経や副交感神経は、活性化したり鎮まったりと繰り返しているものですが、このバランスが崩れてしまうことがあります。例えば、夜間になっても交換神経が優位だとなかなか寝付けないことや、バランスの乱れから自律神経系の症状につながることがあります。ヨガによって、この自律神経のバランスを整えることができるのです。

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