創造性を燃え上がらせる16のヨガポーズ|静・動ふたつの力で感覚を研ぎ澄ませよう
創造性とはきわめて知的で、さまざまな形をとるものだ。このシークエンスを行うことによって、仕事、音楽、ダンス、執筆、料理、ガーデニングなど、創造的なひらめきを必要とするあらゆる場面で、皆さんの深いところにある知性が表に現れてきて、全身をめぐるようになることを願っている。
創造性を燃え上がらせるホームプラクティス
創造的な潜在能力を活かすためには、ヨガと同じように、エネルギーと意志の力、静けさと内観が求められる。このため、このシークエンスでは活動的なポーズと静かな内省的なポーズを交互に配置している。活動的なポーズによって心身が開いて全身に創造力がめぐり、静かなポーズによって内なる創造の女神の声を聞く時間がもたらされる。こうしたポーズが創造性を解き放つカギになるが、ポーズのとり方によって結果に大きな差が生まれる。ゆっくりと動き、呼吸とつながろう。そして、ポーズが引き起こすさまざまな感覚を味わおう。すると感覚が研ぎ澄まされてきて、色が鮮明に見えたり、音楽に深く感動したり、すでに心の中をめぐっているひらめきが自然と聞こえるようになるかもしれない。
創造性とはきわめて知的で、さまざまな形をとるものだ。このシークエンスを行うことによって、仕事、音楽、ダンス、執筆、料理、ガーデニングなど、創造的なひらめきを必要とするあらゆる場面で、皆さんの深いところにある知性が表に現れてきて、全身をめぐるようになることを願っている。結局のところ、誰もが芸術家であり、自分の人生を創造している。このシークエンスによってひとたび最高の自分につながることができたら、次の段階として、皆さんの才能を社会に分かち与えるために必要なエネルギーと明瞭な思考力がもたらされますように。
1.インドゥダーラーサナ(クリシュナのポーズのバリエーション)
マットの先端にターダーサナ(山のポーズ)で立つ。両腕を頭上に伸ばし、体側を伸ばす。右膝を少し曲げて、左足を後方に引く。ここで、上体を右に傾ける。右手で左手首をつかんで、全身できれいな三日月を描く。5回呼吸する間この姿勢を保ったら、反対側も同様に行う。インドの古典的作品の至る所でこのポーズを見かけるだろう。曲線が魅力的なことで知られるポーズで、創造性が刺激されるはずだ。
2.ヴァジュラーサナ(稲妻のポーズ)
両膝と両足を合わせて、かかとの上にそっと腰を下ろす。手を太腿にのせて目を閉じる。ここで自分の内側に目を向けよう。自分の創造性とつながるためには、静かに観察する必要がある。静かに好きなだけ座り続けて、呼吸、体の感覚、心の状態を観察しよう。
3.稲妻のポーズのバリエーション
この座った姿勢から、腰を上げて膝を左右に開き、つま先を立てる。かかとに腰を下ろして背後で手を組み、手を後方に引きながら胸部を押し出す。頭を後ろに引いて、喉をゆるめる。このように胸部を開くことは、喉のチャクラ、オーラ体、肉体を解放するのに役立ち、その結果、自己表現を深めることができるようになる。ここで5~10回力強く呼吸して、創造的な潜在能力が全身に満ちてくるのを感じよう。
4.アドームカシュヴァーナーサナ(ダウンドッグ)
四つん這いになり、肩の下に手首、腰の下に膝を揃える。指を広げて手のひら全体をマットに下ろす。膝を上げて、太腿の内側を後方に回転させる。膝を交互に曲げ、脚を揺らす。太腿を固くして後方に引き、かかとを押し下げて、脚を徐々に伸ばしていく。肩の広さを保って、首を詰めないようにする。頭が心臓より低い位置にあることを感じよう。このポーズを行っていると、自分の聖域に逃げ込むような感じがして、内省が強く促される。目線をへそのほうに向けて、深い呼吸を5~8回繰り返す。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く