ビジネスエリートが教える月末リセットヨガ｜自信に満ちた印象に見える！姿勢改善メソッド

下腹部を締めて胸を開き、部下が憧れる自信に満ちた佇まいへ

人は立ち居振る舞いひとつで相手に与える印象が大きく変わります。背筋が伸びて凛としていれば自信に満ちて見え、逆に背中が丸くなっていると頼りない印象を与えがち。ですが、自分の姿勢の癖は気付きにくいものです。そんなときは、壁に背中をピタッとつけて立ち、両肩が壁から浮く人は猫背になっているサイン。改善するには、下腹部に力を入れて立つと自然に背筋が伸び、座り姿勢のときは椅子の座面に深く腰掛け、背中を背もたれにつけて巻き肩にならない心掛けを。姿勢を改善しビジネスシーンでの印象アップを目指しましょう。

今回ご紹介するのは、下腹部を締めて立つヨガの立位ポーズでは最も基本的な「山のポーズ」と、猫背で縮こまった胸と背中を開く座位のポーズ。ヨガポーズでは、正しく立つだけで姿勢の維持に必要な体幹が強化され、姿勢改善につながります。（清水祐一さん）

山のポーズ

目的と効果：下腹部から引き上げるイメージで背筋を伸ばして立ち姿勢を改善。

やり方

1.足を揃えて立ち、左右の内腿を引き締めておく。両手は体側へ。　

2.意識しやすいようにおへその下に片手を添え、下腹部を引き上げる。反り腰にならないように、もう片方の手は腰へ。呼吸を止めず5呼吸キープ。

効果UPのポイント：お腹をへこませると力が入りやすく、その状態で左右の骨盤の高さを平行に保つ。

あぐらで胸を開くポーズ

目的と効果：両手で本を押す力を使って肩甲骨を寄せて胸を開き、猫背による巻き肩を解消。

やり方

1.あぐらで背筋を伸ばして座り、お尻の後ろに厚みのある本を置く。

2.手の指を体と反対方向に向けて本に両手を置く。本の角をつかむようにする。

3.両手で本を押し、肩甲骨を寄せて胸を開く。視線は斜め上に定め、呼吸を止めず5呼吸キープ。

効果UPのポイント：両肘を寄せ合うようにすると肩甲骨が背骨に近付き、胸の可動域が広がりやすい。

教えてくれたのは…清水祐一さん
東京ヤクルト販売会社　取締役常務執行役員。４年前にヨガと出会い、マインドバランスとボディバランスの調整を両立するヨガに魅力を感じ、RYT200取得。リストラクティブヨガ、陰ヨガ、乳ガンヨガ、フィジカルトレーニング指導者の資格も持つ。自らの練習は、アシュタンガヨガなどパワー系ヨガを実践している。

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