月経前のヨガが体にいい?女性がヨガと一生楽しく関わり続けるために

Getty Images

月経前のヨガが体にいい?女性がヨガと一生楽しく関わり続けるために

HIKARU
HIKARU
2019-09-24

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。今回のテーマは「女性のヨガとの付き合い方」について。

女性がヨガを続けていくために

数千年のヨガの歴史を振り返ると練習対象者は男性で、現在のように多くの女性が自分の意志で、自由にヨガを学ぶことができるようになったのは、ここ100年に満たないごく最近のことです。ですから、ヨガの古典には女性特有の時期にどのような練習をしたらよいのかを見つけることができません。しかしながら、ヨガと兄弟のような関係にあるアーユルヴェーダは、子供から高齢者まで老若男女問わず、万人向けの学問ですので、今回はアーユルヴェーダから女性が無理なくヨガの練習を続けられる秘訣を紹介します。

月経期間はヨガを行っていいの?

月経中は体力、気力共に低下する時期です。
個人差はありますが、経血の多いはじめの3日間は、ポーズや呼吸法の練習はなるべくお休みしましょう。ヨガの練習は健康に良いからといって、月経中に無理をしてしまうと、次の月の月経に影響が出てしまいます。経血の量が少なくなり始めたら、お腹に力を入れなくても出来るような床で行うポーズから少しずつ練習を始めて、逆転のポーズ、強いねじりのポーズなどは、経血がしっかりと終わってから再開しましょう。

ちなみに、月経が始まる前に起こるPMS(月経前症候群)の不快さには、ヨガの練習は有効かもしれません。むくみや倦怠感、落ち込み気味の気分には、じんわりと発汗する程度のポーズの練習がオススメです。イライラしたり、暴飲暴食に走ってしまいそうな時には、ナーディショーダナの呼吸法で、気持ちを落ちつかせるのもいいでしょう。

妊娠中、産後にかけてのヨガ

妊娠時、安定期に入るまでポーズの練習はおやすみしましょう。安定期に入ってからは、お腹に負担がかかるポーズを避けて、通常よりもゆっくりペースで練習をしましょう。個人差がありますし、日々の体調の変化も著しい時期なので、その時々の自分の体調に合わせた練習内容を、より調節することが必要です。お近くのマタニティクラスに参加するのも良いですし、レギュラークラスに参加する際には、担当講師に練習方法を相談してください。

産後は、まずは体が回復する時期をしっかり設けましょう。レギュラークラスへの参加は、少なくとも数ヶ月ほど経ってからで十分です。

妊娠前の様にダイナミックなポーズの練習が出来ないからと言って、ヨガの練習を怠っている訳ではありません。ヨガの中には、その時々に相応しい行いを意識的にする「カルマヨガ」という実践方法があります。新しい命の誕生に携わり育んでいく出産や子育てという行いは、一生命体としてとても大切な役割を担っているのですから、まさに「カルマヨガ」の実践、真っ最中です。

RELATED関連記事

facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する