月経前のヨガが体にいい?女性がヨガと一生楽しく関わり続けるために

 月経前のヨガが体にいい?女性がヨガと一生楽しく関わり続けるために
Getty Images
HIKARU
HIKARU
2019-09-24
広告

更年期から閉経にかけてのヨガ

思春期から長年付き合ってきた月経も50歳前後になると、終わりの時を迎えます。近年では、閉経をはさんだ前後5年〜10年を更年期と呼んでいますが、体力や消化力の低下、ホットフラッシュ、不眠、イライラや落ち込みなど、心身の状態が不安定な日々が続く方が多いと言われています。寝起きがスッキリしない、起きた時にむくみや体の強張りを感じやすいかもしれませんが、ちょっと勇気を出して午前中にポーズや呼吸法の練習をしてみてください。キャット&カウの様なシンプルな動きから始めて太陽礼拝へと、ゆっくりペースで全身を動かします。少しずつ体がほぐれてくると、気分もスッキリして来て、前向きな気持ちで一日を過ごすことにつながります。経血の無い日には、サーランバサルヴァンガーサナ、シールシャーサナなどの逆転のポーズも全身の巡りを良くするのでオススメです。

閉経後は、女性としての性に関わることから解放され、いよいよ一生命体としてこの世をどう締めくくるのか、ということに意識を向ける成熟した時期に入ります。もうすでに学び始めている方も多いかと思われますが、賢者達によって記された古典書を元に、ヨガ哲学を学ぶのに最も相応しい時期の到来です。

ヨガはとても広く深い学問です。今の私はどうヨガと関わっていったら良いのかを少し意識してみましょう。変化に富んだ女性ならではの一生を、ヨガと共に末永く楽しめますように!

ライター/HIKARU
アンダーザライト ヨガスクール リードトレーナー、全米ヨガアライアンスE-RYT500、YACEP認定講師、シヴァナンダヨガ正式指導者。アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント(日本アーユルヴェーダスクール認定)、Ayurvedic Medicine Practitioner(米国補完医療大学発行)など各資格を取得。AyuSya(アーユシュヤ)にて、ヨガとアーユルヴェーダの叡智を統合させたセルフケアの方法を提供する。著書に「やさしいヨガ」「HIKARUの楽しいヨガ」「はじめての楽しいヨガ」「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事