上を向くポーズで呼吸が苦しい人が気を付けたい2つのポイント

 上を向くポーズで呼吸が苦しい人が気を付けたい2つのポイント
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伊藤香奈
伊藤香奈
2019-09-22

戦士のポーズ1番や椅子のポーズなど、目線を上に向けるポーズでは、呼吸が苦しくなることがしばしばあります。そんな時に気を付けたいポイントが2つあります。簡単にできるので今すぐチェックしてみて。

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呼吸が苦しくてつらい…楽になるポイント2つ

ヨガを始めて間もない頃は、目線を上に上げるポーズでは呼吸が辛いと感じてしまいがちです。特に戦士のポーズⅠ(ヴィーラバッドラーサナI)、椅子のポーズ(ウトゥカターサナ)、三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)、木のポーズ(ヴルクシャーサナ)では、肩回りも詰まるし首もつまるし、呼吸が苦しくて、ポーズどころではありませんよね。そんな時に呼吸を楽にする2つのポイントがあります。

1.下半身を安定させよう

ヨガは「安定して快適に」ポーズをとることが基本です。それは、ケガをしないということだけではなく、安定して快適なポーズでなければ呼吸が深まらないからでもあります。特に腕をあげて目線も上を向けるポーズは、立位のポーズが多く、また下半身が不安定になりやすいポーズばかりです。呼吸が苦しい1番の原因は、下半身の安定がないためなのです。

呼吸なのに下半身?!
試しに、手を上にあげるポーズ(ウールドゥヴァハスターサナ)で呼吸をしてみましょう。太陽礼拝で、1番最初に腕を上げるポーズです。その次に木のポーズで呼吸をしてみると、片足の位置が変わっただけなのに呼吸が浅くなり吸いづらくなっているのを感じることができるでしょう。呼吸を楽にする1番のポイントは、「下半身の安定」だと感じることができるでしょう。

呼吸が苦しいと感じたら…
下半身を安定させるポイントを見直しましょう。

1 足の裏全体でマットを押すようにグランディングさせます

2 足(の内側)同士を体の中心軸方向に向かって引き寄せ続けます

3 下腹部を引き入れて体全体を上に引き上げます(肩が上がらないように注意)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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