股関節・肩・腰…6つの痛みを予防|ヨガでけがをしないための「ヨガ体操」
運動をする習慣がなかった人がポーズをとろうと頑張りすぎると、体に痛みが出たり、けがをしてしまうことも。運動に慣れない体を効果的に刺激する体操で、安全に気持ちよくヨガができる体をつくりましょう!
イメージどおりに動く柔軟な筋肉がけがを防ぐ
今まで、あまり運動をしてこなかった人がポーズで体を痛めたり、けがをしてしまう原因は「体を思いどおりに動かせないこと」、と鈴木伸枝先生。
「動かせないのは筋肉量不足と思われがちですが、ヨガのポーズにはそれほど多くの筋肉量を必要としません。問題は筋肉に、脳からの動きの指令を受け取る神経回路がしっかり通っていないこと。この回路は運動経験を積むことで通るため、運動不足だと脳で『この筋肉を動かしたい』と思っても筋肉が反応してくれません。それによってアライメントが崩れ、体の一部に負担がかかってしまいます」
そして、もうひとつの問題は体の硬さ。運動習慣がないと、筋肉が硬く縮こまった状態に。それを無理に伸ばしたり、さらに縮めようとすると筋線維がダメージを受け、痛みやけがを招きます。
「安全にヨガするをするには、筋肉に効率よく適度な刺激を与える体操が効果的。続けるうちに筋肉に神経回路が通って動きが良くなり、柔軟性も高まります!」
6つの部位の痛みを予防する方法
●肩の痛みを予防…やり方はこちら
●背中の痛みを予防…やり方はこちら
●首の痛みを予防…やり方はこちら
●膝の痛みを予防…やり方はこちら
●腰の痛みを予防…やり方はこちら
●股関節の痛みを予防…やり方はこちら
教えてくれたのは…鈴木 伸枝先生
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ主宰。不調に気づき心身をベストな状態に整える「調整力を引き出すヨガ」を指導。ヨガインストラクターの育成にも携わり、これまで1000人以上を輩出。
モデル…福田 萌子さん
沖縄県出身。adidasグローバルアンバサダーを務める。バレトントレーナーであり、ロードバイクが趣味というアクティブ派。特技はヨガと華道。現在、雑誌やTV、CM等で幅広く活躍中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く