POSE & BODY
背中の痛みを予防|ねじりポーズも深まる「脇腹体操」とは
運動をする習慣がなかった人がポーズをとろうと頑張りすぎると、体に痛みが出たり、けがをしてしまうことも。運動に慣れない体を効果的に刺激する体操で、安全に気持ちよくヨガができる体をつくりましょう!今回は、背中の痛みを予防する2つの方法をご紹介します。
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「わき腹体操」で背中痛を予防しよう
上半身をねじるときに使われる筋肉が、わき腹の表層の外腹斜筋と、深層の内腹斜筋です。これらが十分に伸びないことが、痛みを起こす元凶。ふだんあまり意識しないわき腹の筋肉をピンポイントで使い、温めてゆるめることで、ねじりが深まりやすくなります。
わき腹体操をする前
ねじれないのをムリにねじろうとしてわき腹の筋肉が軽度の肉離れを起こし、わき腹から背中の下部のほうまで広く痛む。
わき腹体操をした後
わき腹の筋肉がゆるみ、スムーズに背中をねじれるように。
1「わき腹」 は体側を縮めて筋肉を温める
お尻を片方ずつ上げる体操でウォーミングアップ。体側をギュッと縮める意識を持って行うことで、わき腹の内・外腹斜筋が温まり、ねじりやすい状態に整えます。
HOW TO
①床に座り、両脚を揃えて前に伸ばす。骨盤を立て、背骨を真っすぐに伸ばし、頭の後ろで両手を軽く組む。
②お尻歩きの要領で、お尻を床から片方ずつ上げて下ろす動きを10回繰り返す。ポイントは、上半身を、お尻を上げた側に傾けてわき腹を縮め、弓なりのラインを描くこと。
POINT:上半身を弓なりに
NG:上半身を斜めに傾けない
お尻を上げる動きにつられて上半身を斜めに傾けると腹斜筋に効かない。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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