究極のリラックス状態「ヨガニードラ」と脳波の関係

 究極のリラックス状態「ヨガニードラ」と脳波の関係
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第四の意識状態にヨガニードラを通してアクセスする

デルタ波から、ヨガニードラに導かれてより深い脳波の状態に入る、それは従来の眠りでは到達できないものだ。この第四の意識状態では、デルタ波以下になると、脳は無意識だ。完全に意識消失したような状態だが、目は覚めている。これは深く身を任せた状態のひとつで、意識が肉体から遠く離れ、この状態で毎日生きることは難しいだろう。ヨガニードラのプラクティスをしたすべての人がこの状態に至る訳ではないが、プラクティスをするほど、それを垣間見られるようになってくる。


第四の意識状態に到達したあとは覚醒状態に戻るよう導かれる。繰り返すが、この第四の状態で生きることはできないが、それに到達した結果として、覚醒した通常の脳の状態に戻ったときにもその安らぎを多少よみがえらせることができる。思考と感情を繋ぎなおすこともできる。この第四の状態にある潜在意識は創造力に富み、覚醒状態よりも意思と肯定感を受け入れやすいからだ。結果として、日常生活において、人生の出来事で腹の立つことがあまりない、感情と思考の間でますます休息をとるようになり、この休息が解放感を生じさせる。

ヨガニードラ
加えて、ヨガニードラの瞑想では、眉間に注意を向けるようによく指示される。第三の目として知られる部分だ。この部分の後ろには松果腺があり、この腺は注意をそこに持ってくると刺激される。研究によって、松果腺ホルモンとメラトニンはストレスを軽減する強力な物質で、よりリラックスした眠りに誘導し、免疫システムを強化して、病気の予防、治癒の促進、早期老化を遅らせる助けになる。

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Text by KAREN BRODY
Translated by Hiroe Humphreys_Stress



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