夏の不調の原因は毒素!?体を整えるアーユルヴェーダデトックス3つの方法
デトックススパイスを飲む
食べるのに肩こりに効く!?アーユルヴェディックな鎮痛剤
肩こりに悩む人は多いですが、「実は肩こりも毒素が溜まった状態なのです」と文分先生。腰痛や体の痛みも毒素によるところが大きく、そうした症状を緩和するのに効果的なのがこのデトックススパイスなのだとか。「ジンジャーパウダー、ターメリックパウダー、フェヌグリークパウダーを同量ずつ混ぜ合わせたものを、昼食後と夕食後に小さじ1食べましょう。乳酸を排出してくれるので、こりの解消に効果的です。私も最近肩こりが気になるので、よく食べています。痛みが治まるまで2、3日続けるといいですよ」(文分先生)
準備するもの
・ジンジャーパウダー
・ターメリックパウダー
・フェヌグリークパウダー
を同量で混ぜ合わせたもの
ターメリックはアーユルヴェーダでよく使われるスパイスのひとつ。どんな体質の人にも良いとされ、殺菌作用や抗炎症作用に優れている。
デトックスティーを飲む
スパイスのやさしい香りにホッ!オフィスや外でも手軽にデトックス
こちらもスパイスの力を使って、アーマにアプローチ!できあがったドリンクは携帯用の保温ポットなどに入れて持ち歩いて飲むことができるので、仕事中や外出先などでも手軽にデトックスできます。「しょうが、クミン、コリアンダー、フェンネルは、いずれも消化を促進する効果が高いのが特徴。そのため、消化しきれずに体内に溜まった毒素をスッキリ排出してくれます。便秘の方などは『すごく出が良くなりました!』と喜ばれることも多いです」(文分先生)。また、しょうがはサトヴィック(純質)な食材といわれ、メンタルにも滋養を与えてくれるそう。心と体、どちらも健やかに整えてくれるドリンクです。
準備するもの
・しょうがのみじん切り…小さじ1
・クミンシード…小さじ1
・コリアンダーパウダー…小さじ1
・フェンネルシード…小さじ1
【作り方】鍋に水1ℓとすべての材料を入れ、中火にかける。沸騰したら中身を漉し、携帯用の保温ポットに入れる。「持ち歩いて、一日の間で少しずつ飲みましょう。アーユルヴェーダでは一気飲みはNGです」(文分先生)
考えてくれたのは…文分千恵先生
アーユルヴェーダ・エデュケーター。アーユルヴェーダ医師であるドクター・パルタップ・チョハンに師事。東京・都立大学にあるアーユルヴェーダスクール「ジヴァ・ジャパン」を主宰する。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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