肩こり、頭痛、首のこり…こりやストレス症状を和らげる簡単セルフマッサージ&ヨガポーズ
集中してデスクワークに取り組んでいたら、凝りや痛みを感じて重だるいなんてよくあるのではないでしょうか。また、実はストレスからひどい凝りに繋がることもあるため、もしかしたら今感じている凝りの原因はストレスかもしれません。心と体は切り離せないため、どちらも放っておけば様々な不調へと繋がっていきます。わずかな凝りを感じたらその場で簡単にセルフケアしてあげましょう。
1.肩のこりを感じたら
肩こりを感じたら、多くの方は肩を直接押しているのではないでしょうか?それだけで良くならない場合は、ストレスや浅い呼吸が原因の凝りかも。ストレスで呼吸が浅くなると、鎖骨下の筋肉が緊張して肩を前に引っ張ってしまいます。放っておくと巻き肩へと繋がるため、気づいたらすぐにケアすることが大切です。
「肩こり」を和らげるセルフマッサージ
鎖骨の下を軽くマッサージしてみましょう。鎖骨の下全体をさするようにして外側から内側に向かって動かしていきます。
「肩こり」を和らげるヨガポーズ
自宅ではマッツヤーサナを行いましょう。
2.頭痛を感じたら
デスクワーク中に集中して作業を行っているとついつい前傾姿勢になりがち。そのうち頭痛がしてきたり、こめかみや目の周りに違和感が出てきた場合には、違和感を感じる箇所を押すことが多いでしょう。この場合は、姿勢の悪さによる筋肉の緊張が痛みへと繋がっているかもしれません。また、ストレスによる不調、呼吸の浅さも痛みの原因かも。放っておくと内臓の不調へと繋がることもあるので注意しましょう。
「頭痛」を和らげるセルフマッサージ
首筋をつまみましょう。首の下から鎖骨にかけて、つまんでは3秒キープしてから外すを繰り返すと緊張が緩みやすいです。
「頭痛」を和らげるヨガポーズ
自宅ではプラサリタパードッターナーサナを行いましょう。
3.首まわりのこりを感じたら
デスクワーク中に気づいたら首に違和感を感じる方も多いのではないでしょうか。PCやスマートフォンを長時間見ていると、首にも負担がかかっています。首の緊張状態が長く続くと痛みや違和感を感じやすいでしょう。また、集中してディスプレイを見ていると交感神経が優位になり、知らず知らずのうちに自律神経が乱れていることが多いのです。首への負担をやわらげるために筋肉をゆるめ、副交感神経の働きも促してあげることが大切です。
「首まわりのこり」を和らげるセルフマッサージ
後頭部の下部分を押しましょう。後頭部の出っ張りのすぐ下あたりには、様々な神経や首を支える筋肉が集まっています。3本指で後頭部の出っ張りの下を押していきます。最後に後頭部の窪みも押しましょう。
「首まわりのこり」を和らげるヨガポーズ
自宅ではキャットアンドカウを行いましょう。
ディスプレイを見る時間が長い現代人にとって、こりや痛みはつきもの。普段から違和感を感じたらすぐケアする習慣をつけることで、ひどい不調を防いで健やかに過ごしましょう!
ライター/磯沙緒里さん
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出会い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンでのレッスンを行う。雑誌やウェブ、イベントなどでのヨガコンテンツ監修のほか、ヨガ関連のコラム執筆も手がける。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く