旅行中にプロップなしで「リストラティブヨガ」を実践する7つの方法
プロップを使わずにできるリストラティブヨガ、7つのポーズをご紹介しましょう。
①横たわるコブラ(スプタバッダコナーサナ)バリエーション
ヨギとして旅行中、最も苦痛なのは座りっぱなしの状態でしょう。たとえビジネスクラスに乗れたり、誰かが運転してくれたりしたとしても長時間狭いところに座り続けることは旅行につきものです。このポーズからスタートし、まずは体の緊張を解きほぐしましょう。
手持ちのマットを転がして円柱にするのではなく、手前から奥に折り畳んで四角く整えます。もし手元にあるのが薄いトラベルマットならば、その上にタオルを敷いてから、マットを手前から奥に四角く折り畳んで、より厚みを持たせます。(縦に置いた)巻いたマットの前部に、自分の仙骨をマットの端につけた状態で座って開始します。その上にゆっくりと仰向けになります。もし頭がマットの先端から外れてしまうようであれば、巻いたタオルか薄い枕を頭の下に敷きましょう。
膝を曲げて両足の裏を合わせてゆっくりと両足を開いていきます。内股を開くのが辛い場合、外股の下にハンドタオルを2枚丸めて敷きましょう。リストラティブヨガのプラクティスでは、大きなストレッチではなく、むしろ自然に体を開くことの方が重要です。そうすることで自分自身をより穏やかな状態へと導くことが可能になります。最低でも7分間そのままの状態を続けましょう。
②支えのある橋のポーズ(セツバンダーサナ)
支えのある橋バージョンで優しくバックベンドを行っていきましょう。胸を開くということはつまり、肺にたくさんのスペースを作り、深呼吸することです。ストレスに晒されていると、呼吸数は小刻みに早くなり、リラックスしていると、呼吸はゆっくり深くなります。両脚をまっすぐにした際、心地よく感じるようであれば、股関節屈筋も穏やかに開いている証拠でしょう。もし腰が痛むようであれば膝を曲げて行いましょう。巻いたマットの先端に座って開始しましょう。仰向けになり、マットをスライドさせて上背部の下に移動させます。脚をまっすぐにし、かかとで床を押します。両腕は体の両脇でリラックスさせます。最低でも7分間この状態を保ちましょう。
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