旅行中にプロップなしで「リストラティブヨガ」を実践する7つの方法

 旅行中にプロップなしで「リストラティブヨガ」を実践する7つの方法
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③逆転の杖のポーズ(ヴィパリータダンダーサナ)

アイアンガーヨガには通称「クジラ」と呼ばれるプロップがあります(別名クジラベンチ)。この木製の構造物がバックベンドをサポートしてくれます。横から見たときの印象からそう名付けられました:上部頸椎を伸ばすための丸く膨らんだトップの部分と脚を置く傾斜した下の部分とで出来ています。今回は、ホテルのベッドを使ってこの傾斜を再現することが可能です。ベッドに両脚全てを乗せ、上半身はベッドの端に横たわった状態で行います。息を吸いながら両腕を上に伸ばします。そして吐く息で上背部をベッドの端へともたれかけ、両腕を頭上へと伸ばします。首回りが辛い場合には、機内持ち込み用のバッグか数個の枕を入れて首をサポートしましょう。最低7分間この状態を保ちます。

ヴィパリータダンダーサナ
ヴィパリータダンダーサナ/Photo by Sarah Ezrin

 

④前屈(パスチモッタナーサナ)バリエーション

長い旅を終えたらもういい加減座り姿勢はしたくないと思うかもしれませんが、この前屈ポーズを行うと背面をほぐすだけでなく、心をも解きほぐしてくれます。リストラティブヨガのポイントの一つは、あなた自身があまりアクティブに動かなくて良いということ、つまり大きなストレッチを感じることはないということです。

床にマットを引いて座り、目の前にテーブルか椅子を置き、椅子の端に額を当てましょう。その際、眉間の中心より上を当てるようにします。この部分は、ヨギの皆さんであればご存知の通り、サードアイ(第三の目)と呼ばれ、神経科医は前頭葉が位置するところとして認識します。 前頭葉は人間らしさをもたらす脳の中枢であり、高度な情報を行い、意思決定を下します。(前頭葉は、長旅の後に休息が必要な部位でもあります!)肌が敏感な場合などはタオルを敷いて額をサポートしても良いでしょう。両腕は体の両脇に置いたままでも良いですし、椅子の脚を握っても良いでしょう。背中を丸くして最低7分その状態を保ちましょう。

パスチモッタナーサナのバリエーション
パスチモッタナーサナのバリエーション/Photo by Sarah Ezrin

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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by Sarah Ezrin
Translated by Hanae Yamaguchi



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