紫外線の増加とともに【体の錆びつき】が加速している!?細胞の回復を促すための入眠ストレッチ


初夏を思わせる陽気の日もあり、少し汗ばむ日も増えてきました。そんな時に注意したいのが、紫外線が増えることによって加速する細胞の錆びつき。体の錆びつきをリセットするためには、十分な睡眠が欠かせません。生活のパフォーマンスを上げるための、質の良い睡眠を得られるストレッチをご紹介します。
人間が眠くなるのは体本来の機能
人間が眠くなる原理のひとつとして、恒常性維持機構(ホメオスタシス)という仕組みがあります。簡単に言うと、身体の状態をいつもと同じ調子に保つというものです。その機能が備わっているおかげで、脳のオーバーヒートを防止したり、身体を過剰に酷使することを防いだりすることが自然に行われているのです。
しかし、なんらかの理由で自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位の時間が多くなっていると、「寝てほしい」という身体の要望をうまく受け取ることができず、なかなか眠れない、夜中に目が覚めてしまうといった症状が出現。睡眠の質に影響が出ると、体調を崩すきっかけにもなってしまいます。

睡眠には「錆びを取る」役目も
睡眠中に体の中で行われていることの一つに身体の細胞の錆びを取るというものがあります。私たちが日常生活を送るうえで避けて通れないのが、活性酸素により細胞が疲労し錆びついてくるということ。
●活性酸素とは…呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になること
活性酸素が原因で起こる錆びは、睡眠によって解消されます。もっといえば、睡眠を取ることでしか、錆びを取ることはできません。
睡眠時間が少なければ、錆びは取り切れず、疲労物質として身体に蓄積されることになります。
紫外線を浴びることで活性酸素が発生
多く活動した日こそ錆びは多くなり、その分錆び取りの時間が多く必要になってきます。また、紫外線を浴びることでも、活性酸素が発生します。日光に当たることは健康を保つうえで必要なことですが、サングラスや帽子を活用しながら、過剰な疲労を防いで、細胞の錆びを取る時間をしっかりと確保しましょう。

眠れない時に行いたいリラックスポーズ
寝る前のほんの少しの準備が、スムーズな入眠につながります。疲れている日や、眠りたいのに眠れない、というときにぜひ行ってみてください。
1、あぐらなど楽な姿勢で座りましょう。呼吸を整え、息を吸いながら両手を天井方向に引き上げます。

2、吐きながら両手を体の横に下ろし、頭を右に倒します。
3、息を吸いながら両手を再度天井方向に上げ、吐きながら両手を下ろし、頭を左に倒します。

4、再び両手を上げ、吐きながら両手を下ろし、頭を前に下げます。その時、ゆっくりと背骨を丸め、首の後ろ側や背中の上部を緩めていきましょう。余裕がある人は、手を膝に当てて、骨盤を後ろに傾け、さらに体を丸めていきましょう。

5、そのままゆらゆらと揺れながら、心地よさを感じます。
6、息を吸いながら頭が最後になるように上半身を起こし、ひと息吐きましょう。
詳しい内容は、こちらの動画からもご覧頂けます。
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